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:2024/05/24 09:23:22

高橋 潔

TAKAHASHI Kiyoshi

高橋 潔
氏名
高橋 潔(たかはし きよし)
所属/職名
社会システム領域/副領域長
研究課題
持続可能開発目標を考慮した温暖化リスク評価・管理に関する研究(温暖化影響予測とその軽減に向けた適応策の検討)
学位の種類
博士(工学)
専門とする学問分野
土木工学,工学
専門とする環境分野
地球温暖化
自分の強みのキーワード
温暖化影響評価,適応,温暖化リスク,地理情報システム,気候シナリオ,統合評価モデル,IPCC,農作物生産性モデル
研究概要
私の研究課題は、気候変動により引き起こされる影響の推計、ならびにその影響を緩和する対策の評価のための手法開発です。影響評価の対象としては、水需給、農作物生産、人間健康を主としてとりあつかっていますが、統合評価モデルにおける温暖化影響推計の開発を分担しているため、その他の分野の影響評価についても興味を持って取り組んでいます。
 将来の気候変化シナリオのもとで、河川流量、水需要、農作物生産性が受ける影響を地理情報システムを用いたモデルによりシミュレートし、さらに経済モデルを用いてその影響の金銭的評価を行ないます。一部の影響に関しては、対象地域として全球を取り扱うことにより、貿易による調整を考慮した包括的な金銭評価が可能であることが特徴です。影響緩和の対策の効果は、それが適用された場合に回避することが出来る金銭的ダメージの量によって計量します。
 最近は、影響予測の不確実性の定量化について、気候モデル研究者らと密接に協力しながら取り組んでいます。
略歴
1973年山形県鶴岡市生まれ。1991年県立鶴岡南高等学校卒業。1995年京都大学工学部衛生工学科卒業。同年京都大学大学院工学研究科環境工学専攻進学(就職のため1996年に中途退学)。2003年工学博士(京都大学)。

1996年独立行政法人国立環境研究所(旧環境庁国立環境研究所)入所。社会環境システム研究領域研究員、同領域主任研究員、地球環境研究センター主任研究員、社会環境システム研究センター室長、副センター長を経て、2021年以降現在まで社会システム領域副領域長。2022年以降現在まで、同領域経済・政策研究室室長を兼任。
同期間に、東京工業大学非常勤講師(2000年〜2007年)、北海道大学大学院客員准教授(2010年11月〜2013年3月)、国際応用システム分析研究所(オーストリア)研究員(1996年10月〜1997年1月)、イーストアングリア大学チンダル気候変化研究センター(英国)客員研究員(2009年4月〜2010年3月)を併任。

研究所入所以降、アジア太平洋統合評価モデル(AIM)の開発に従事。現在は、気候予測と影響予測の連携強化に研究の重点を置いている。MA(Millennium Ecosystem Assessment:千年紀生態系評価)執筆協力者、IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)第4次評価報告書・第5次評価報告書代表執筆者を担当。
URL
http://www.nies.go.jp/researchers/100053.html
所属学会
土木学会,日本リスク研究学会,環境情報科学会,環境科学会
個別研究課題
研究成果(誌上)
  • all
  • 査読付き 原著論文
  • 総説・解説
  • 書籍
  • その他
  • 9.1.3 気候シナリオの変遷と最前線
    発表者 : 高橋潔
    掲載誌 : 水文・水資源ハンドブック第二版, 245-248  (2022)
  • 適応策(第3章「気候変動と地球温暖化」)
    発表者 : 高橋潔
    掲載誌 : 環境経済・政策学事典, 162-163  (2018)
  • CHAPTER 8: Global Assessment of Agricultural Adaptation to Climate Change using CGE Model
    発表者 : Hasegawa T.(長谷川知子), Fujimori S.(藤森真一郎), Shin Y., Takahashi K.(高橋潔), Masui T.(増井利彦), Tanaka A.(田中朱美)
    掲載誌 : The WSPC Reference on Natural Resources and Environmental Policy in the Era of Global Change Volume 3: Computable General Equilibrium Models , 438-445  (2017)
  • Implications of the Paris Agreement in the Context of Long-Term Climate Mitigation Goals
    発表者 : Fujimori S.(藤森真一郎), Su X.(SU Xuanming), Liu J.(LiuJingyu), Hasegawa T.(長谷川知子), Takahashi K.(高橋潔), Masui T.(増井利彦), Takimi M.
    掲載誌 : Post-2020 Climate Action: Global and Asian Perspective, 11-29 (2017)
  • Risks from Global Climate Change and the Paris Agreement
    発表者 : Takahashi K.(高橋潔), Emori S.(江守正多), Fujimori S.(藤森真一郎), Masui T.(増井利彦)
    掲載誌 : Post-2020 Climate Action: Global and Asian Perspective, 31-44 (2017)
  • The Effectiveness of the International Emissions Trading under the Paris Agreement
    発表者 : Fujimori S.(藤森真一郎), Kubota I.(久保田泉), Dai H., Takahashi K.(高橋潔), Hasegawa T.(長谷川知子), Liu C.(劉晨), Hijioka Y.(肱岡靖明), Masui T.(増井利彦), Takimi M.
    掲載誌 : Post-2020 Climate Action: Global and Asian Perspective, 65-75 (2017)
  • リスク・ハザード・曝露・脆弱性と将来の社会経済条件. 影響評価に必要な社会経済シナリオの変数. トップダウンアプローチとボトムアップアプローチ
    発表者 : 高橋潔
    掲載誌 : 気候変動適応策のデザイン, 14 59 60  (2015)
  • 影響評価の前提となるシナリオ
    発表者 : 高橋潔, 増井利彦, 花崎直太, 藤森真一郎
    掲載誌 : 気候変動適応策のデザイン, 54-60  (2015)
  • 気候変動リスク管理・リスク分析
    発表者 : 高橋潔
    掲載誌 : 気候変動リスクとどう向き合うか, 36-44  (2014)
  • Emergent Risks and Key Vulnerabilities
    発表者 : Oppenheimer M., Campos M., Warren R., Birkmann J., Luber G., O, Takahashi K.(高橋潔)
    掲載誌 : Climate Change 2014: Impacts, Adaptation, and Vulnerability. Part A: Global and Sectoral Aspects. Contribution of Working Group II to the Fifth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change, 1039-1099  (2014)
  • Changes in impacts of climate extremes: human systems and ecosystems
    発表者 : Handmer J., Honda Y., Kundzewicz Z.W., Arnell N., Benito G., Hatfield J., Mohamed I.F., Peduzzi P., Wu S., Sherstyukov, Takahashi K.(高橋潔), Yan Z.
    掲載誌 : Managing the Risks of Extreme Events and Disasters to Advance Climate Change Adaptation, 231-290  (2012)
  • 第9章 適応費用評価に関する最近の動向
    発表者 : 高橋潔
    掲載誌 : 地球温暖化への3つの選択, 147-160  (2011)
  • 1.2 気候モデルが予想する今世紀の大変化. 1.3 人間は気候変化の危険を察知できるか
    発表者 : 高橋潔
    掲載誌 : 日本低炭素社会のシナリオ−二酸化炭素70%削減の道筋−, 7-12. 12-15 (2008)
  • Assessment of adaptation practices, options, constraints and capacity
    発表者 : Adger W.N., Agrawala S., Mirza M.M.Q., Conde C., O'Brien K., Pulhin J., Pulwarty R., Smit B., Takahashi K.(高橋潔)
    掲載誌 : Climate Change 2007: Impacts, Adaptation and Vulnerability. Contribution of Working Group II to the Fourth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change, 717-744 (2007)
  • 2-37 気候影響の評価
    発表者 : 高橋潔
    掲載誌 : 大気環境の事典, 122-123  (2019)
  • 気候変動による社会・人間系へのリスク
    発表者 : 高橋潔
    掲載誌 : リスク学事典, 422-423  (2019)
  • IPCC報告書とは?. 海面上昇で消える島国. 気温上昇抑制の目標
    発表者 : 高橋潔
    掲載誌 : ココが知りたい地球温暖化(気象ブックス26), 60-6. 86-9. 110-11 (2009)
研究成果(口頭)
  • all
  • 研究発表
  • 研究講演