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2024年6月24日

受賞のお知らせ~
高橋 潔 副領域長が土木学会より土木学会環境賞を受賞

概要

受賞者氏名: 高橋 潔(社会システム領域)
賞の名称:  土木学会環境賞
授賞機関:  土木学会
受賞年月日: 2024年6月14日
受賞対象:  気候変動緩和策が持続可能な開発に及ぼす影響の評価手法の開発と応用

ひとこと

この度、令和5年度土木学会環境賞受賞の栄誉に預かりました。学会の表彰規定によると環境賞は、「環境の保全・改善・創造に資する新技術開発・概念形成・理論構築等に貢献した先進的な土木工学的研究に対して与えられる」とあります。表彰対象研究活動につきまして、私たち自身でも計画や目標に沿って精一杯の取り組みを行った充実感は持っておりましたが、その貢献について客観的に学会からも高く評価を頂けたことについて心から感謝しております。今回の表彰は、環境省・(独)環境再生保全機構「環境研究総合推進費」の支援を得て2017~2019年度に実施した「パリ協定気候目標と持続可能開発目標の同時実現に向けた気候政策の統合分析(2-1702)」ならびに2020~2022年度に実施した「世界を対象としたネットゼロ排出達成のための気候緩和策及び持続可能な開発(2-2002)」の2つの研究プロジェクトでの、「気候変動緩和策が持続可能な開発に及ぼす影響の評価手法の開発と応用」に係る研究活動・成果が高く評価されたものです。当該研究プロジェクトの表彰対象課題を主導した京都大学藤森真一郎教授、立命館大学長谷川知子教授との共同受賞ですが、個別の研究論文ではなく研究プロジェクトの活動・成果の全体が評価されたものであり、当該2研究プロジェクト実施機関の国立環境研究所、京都大学、立命館大学、みずほ情報総研(現・みずほリサーチ&テクノロジーズ)の研究分担者も、貢献技術者としてウェブページで公表されています。脱炭素に向けた社会変革を論じる研究の社会的重要性はさらに高まっており、引き続き国内外の多機関と連携し、研究の推進に努める所存です。