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2018年6月29日

過去の環境儀から

これまでの環境儀から、温室効果ガス観測に関するものを紹介します。

No.62 地球環境100年モニタリング
─波照間と落石岬での大気質監視

No.62表紙

産業革命以降、化石燃料の使用や森林の破壊などによって、二酸化炭素だけでなく、メタンや亜酸化窒素、フロン類、オゾンなどの温室効果ガスの濃度が上昇しています。地球の温暖化を監視するため、大気中の温室効果ガス濃度を世界各地で観測する必要があります。地球環境研究センターでは、1995年から日本の南端(沖縄県波照間島)や北東端(北海道落石岬)で長期観測をしています。本号では、この温室効果ガスの長期モニタリングについて紹介しています。

No.51 旅客機を使って大気を測る
─国際線で世界をカバー

No.51表紙

現在、日本航空(JAL)が運航する8機の国際線定期旅客便を使って大気中の二酸化炭素(CO2)濃度の全球的な観測が実施されています。このように民間の旅客機でCO2濃度を常時測定する計画は世界で初めてであり、地球上のCO2の循環を理解する上で貴重なデータが毎日のように得られています。本号では、国立環境研究所が気象研究所などと共同で行っている、国際線定期旅客便を使った温室効果ガスの観測プロジェクト(CONTRAILプロジェクト)の取組みを中心に紹介しています。

No.41 宇宙から地球の息吹を探る
─炭素循環の解明を目指して

No.41表紙

環境省、国立環境研究所、宇宙航空研究開発機構は、共同で衛星GOSAT(愛称「いぶき」)を打ち上げ、二酸化炭素など大気中の温室効果ガスを宇宙から観測しています。本号では、国立環境研究所がGOSATプロジェクトにどのように貢献してきたかを紹介しています。

No.10 オゾン層変動の機構解明
─宇宙から探る 地球の大気を探る

No.10表紙

宇宙から地球環境を観測するため、1996年に日本独自の地球観測プラットフォーム技術衛星(ADEOS)が打ち上げられ、「みどり」と命名されました。国立環境研究所では、北極や南極付近の成層圏を対象とした「衛星観測プロジェクト」に参加し、ADEOSに搭載する改良型大気周縁赤外分光計 ILASの開発を行うとともに、成層圏オゾン層の変動の研究に取り組んできました。本号では、衛星観測によるオゾン層の研究から得られたオゾン層の破壊についての最新の知見を紹介しています。

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