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2022年4月28日

編集後記

 気がつけばかれこれ2年以上、新型コロナウイルス感染症に振り回される日々が続いています。グローバル化により自然と人間社会との調和が失われ、生態リスクが高まるなか、本号では、外来生物に対し水際では具体的にどのような対策がおこなわれているかを中心に紹介しました。海外との往来の制限、マスク常時着用、打ち合わせはオンライン、会食は無し、といったコロナ禍での新しい生活様式にもすっかりなじみつつあります。直接コミュニケーションが不十分という問題がある一方、旅費不要、移動時間ゼロで各地のセミナー等に参加しやすくなるなどのプラス面もあるようです。有朋自遠方在線的来、不亦楽乎(朋(とも)あり、遠方よりオンライン参加、また楽しからずや)、というわけですね。移り変わる状況下でも、他者やヒト以外の生き物、そして自然への想像力をなくさず、常に視野は広く持っていたいものです。

(M.A)

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