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2011年10月11日

チャレンジ25ロゴ
「ブループラネット賞受賞者記念講演会in国立環境研究所」の開催について(お知らせ)【終了しました】

(筑波研究学園都市記者会配付 )

平成23年10月11日(火)
独立行政法人国立環境研究所 
企画部長 :德田 博保 (029-850-2302)
広報室長 :渡邊   充 (029-850-2304)
担当 :吾妻   洋 (029-850-2309)

 国立環境研究所は、平成23年11月11日(金)に、平成23年度ブループラネット賞(※)の受賞者であるジェーン・ルブチェンコ博士と、受賞団体であるベアフットカレッジの創設者のバンカー・ロイ氏を招いて、記念講演会を開催します。

 ジェーン・ルブチェンコ博士は、生物多様性を起点とした海洋生態学の開拓に大きく寄与し、また科学者の社会的責任の重要性を明瞭に世に示した功績により、また、ベアフットカレッジは、伝統的知識を重視した教育活動により途上国の農村地域住民を支援し、自立的な地域社会構築の模範を造り上げた功績により受賞しました。

 記念講演会への参加は無料です。参加を希望される方はホームページより事前にお申し込みください。なお講演は英語で行い、日本語への通訳はありません。

※ブループラネット賞
 地球環境問題の解決に向けて貢献した個人や組織を顕彰する地球環境国際賞(旭硝子財団が管理・運営)

1.「ブループラネット賞受賞者記念講演会in国立環境研究所」の概要

日時 : 平成23年11月11日(金) 13:00~15:00 (受付は12:30開始) 
場所 : 国立環境研究所 地球温暖化研究棟交流会議室(茨城県つくば市小野川16-2)
申込方法 : 国立環境研究所ホームページ内専用サイトから事前登録
(11月4日(金)まで、先着順)
※申込は締め切りました。
参加費  : 無料
使用言語 : 英語(日本語への通訳はありません)

環境研究所までのアクセス

会場案内図

※ 駐車場は台数が限られており、駐車できないことがあります。ご来所の際は 極力、下記の公共交通機関をご利用ください。

● つくばエクスプレス
つくば駅A3出口、バスターミナル4番乗り場から
「ひたち野うしく駅行き」乗車、「環境研究所」下車

● JR常磐線
ひたち野うしく駅東口バス乗り場(1番)から「つくばセンター行き」 または「筑波大学中央行き」乗車、「環境研究所」下車

  • 交通案内

問合せ先

国立環境研究所 広報室 担当:小倉、吾妻
電話:029-850-2827 FAX:029-851-2854 E-mail:bp2011@nies.go.jp

2.講演者の紹介

写真:ジェーン・ルブチェンコ博士(米国)米国商務省次官、米国海洋大気局(NOAA)局長

ジェーン・ルブチェンコ博士(米国)
米国商務省次官、米国海洋大気局(NOAA)局長


海洋生態系の研究において地質学、物質循環、生態系の要素を取り入れた新しい領域を開拓し、優れた学術的成果を挙げた。世界で最も多く引用されている生態学者の一人となり、海洋生態学研究に大きな影響を与えた。生物多様性、人間の健康、経済、科学者の社会的責任、国の安全保障の間の密接な関係を示し、科学者と社会の間の「科学者の社会契約」という独創的な考えに基づき、地球環境問題に直面する科学者の在るべき姿を指し示した。

写真:ベアフットカレッジ(インド) バンカー・ロイ(ベアフットカレッジ創設者)

ベアフットカレッジ(インド)
バンカー・ロイ(ベアフットカレッジ創設者)


途上国農村地域の貧困や生活を支援する地道な教育活動を40年にもわたり継続し、諸問題を住民自らで解決するのを支援することで大きな成果を挙げてきた。インドのみならず同様の農村地域問題を抱える途上国において、地域の伝統的な知識を尊重し生かす一方、小規模なソーラー発電を利用するなど新しい知識を援用し、地域住民が自ら生活を改善することを学べる機会やシステムを提供する教育を実施してきた。こうして長期間にわたり各地で自然生態系に則した自立的かつ持続可能な農村コミュニティーの開発に成功してきた。

3.詳細情報について

受賞者の業績、ブループラネット賞の概要については下記サイトをご覧ください。