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2016年6月30日

科学技術週間に伴う一般公開「春の環境講座」開催報告

【行事報告】

一般公開分科会事務局

 4月23日(土)に科学技術週間に伴う一般公開「春の環境講座」を開催いたしました。当日は、時折日が差す薄曇りとまずまずの天候で、多くの皆様にご来所いただきました。職員一同心より御礼申し上げます。

 今回は、講演会を2つ開催しました(「恵みの湖、霞ヶ浦を見続けて」「つくばの大気質の30年史と微小粒子(PM2.5)の発生源:大気モニター棟における観測を中心に」)。いずれの講演会においても、講演者の話を熱心に聞き入る来場者の姿が見られました。講演後は、来場者から活発な質疑があり、環境問題に対する関心の高さがうかがえました。講演者にとっても、一般の方々の関心事や疑問を知ることができ、今後の研究活動に向けて有意義な機会であったと思います。

 また、最も多い企画であったパネル等の展示においても、研究者の説明に熱心に耳を傾けられている来場者の姿が多く見受けられ、来場者の期待に十分に応えられた内容の企画であったのではないかと思われます。

「春の環境講座」は、概ね高校生以上を対象としていることもあり、子供向けの企画は少ないのですが、体験イベント「人より早く体験しよう、今しか乗れない近未来の快適乗り物」では、普段乗ることができない極小電動モビリティに体験乗車することができ、子供から大人まで楽しめる企画でたくさんの試乗希望者が訪れました。

 「国民への環境研究等の成果の普及・還元」が国立環境研究所に与えられたミッションのひとつと考えております。今後も、そのことを念頭に置き、最新の研究成果をわかりやすくお伝えするために、新規企画の催し、既存企画のブラッシュアップに努めて参りたいと考えております。

 今後とも、国立環境研究所へのご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

講演会「恵みの湖、霞ヶ浦を見続けて」
近未来の快適乗り物を体験
夏の大公開