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2016年6月24日

国立台湾大学から研究室訪問〜温室効果ガスの削減の取り組みに関する情報交換〜

国立台湾大学動物科学技術学系副教授 蘇忠楨(Jung-Jeng Su)先生が研究室を訪問されました。

蘇先生は、畜産における温室効果ガス排出、バイオガス、排水処理がご専門で、台湾における畜産由来の温室効果ガス排出量算定もおこなっています。今回は畜産由来の温室効果ガス排出量算定およびその削減の取り組みについて研究者や専門家らと意見交換をするため日本を訪問されております。

本研究室では、東南アジア等での適切な排水処理を通じて、未処理廃水由来の温室効果ガス発生抑制と水環境汚染の防止を図るコベネフィットアプローチに関する技術開発を行っております。今回の訪問では、実験室で稼働中のリアクターの見学等を行うとともに、最新のメタン発酵技術や途上国向けの下水処理技術を紹介したところ、とても興味を持って頂くとともに、将来の共同研究も視野に入れたディスカッションを行いました。

写真(前列中央が蘇先生、前列右が著者)

地域環境研究センター 環境技術システム研究室 小野寺崇