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霞ヶ浦や琵琶湖を対象とした湖沼長期モニタリング(令和 3年度)
Long-term monitoring for the regional freshwater quality

研究課題コード
2125AX151
開始/終了年度
2021~2025年
キーワード(日本語)
モニタリング,水環境,霞ケ浦,琵琶湖
キーワード(英語)
monitoring,water environment,Lake Kasumigaura,Lake Biwa

研究概要

霞ヶ浦や琵琶湖を対象とした湖沼長期モニタリングを継続し、基盤的データの提供を通じて、地域環境保全分野の研究活動に貢献する。また、データの整備・公開によりGEMS/Water、JaLTER、GBIFなどの国内外観測ネットワークにデータを提供する。さらに、新しいモニタリング手法の導入を積極的に進めるとともに、長期モニタリングデータの分析を高度化させ、我が国の湖沼研究全体の底上げに貢献する。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

霞ケ浦や琵琶湖の水環境が抱える現在および潜在的な問題点を明らかにするためのモニタリング基盤を構築する。霞ケ浦の平山観測所を中心に気象・水質の高頻度観測体制をも整備する。また、琵琶湖北湖および南湖の環境基準点に、表層のクロロフィル濃度、濁度、底層溶存酸素、水温鉛直分布等を連続観測する設備を整備する。取得したデータは国立環境研究所のホームページで公開し、国内外の環境研究の発展に貢献する。

今年度の研究概要

霞ケ浦(西浦)の平山観測所に琵琶湖と同等の連続観測機器を設置するとともに、簡易気象システムも立ち上げ、気象と水質の高頻度観測を開始する。琵琶湖北湖の環境基準点(今津沖中央付近)にクロロフィル濃度、濁度、底層溶存酸素、水温等の連続観測機器を設置する。対象水域を利用する観光船運営会社、漁業協同組合等との関係機関と調整を進め、観測機器を設置しデータ取得を行う。

外部との連携

茨城県霞ケ浦環境科学センター、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター

課題代表者

霜鳥 孝一

  • 地域環境保全領域
    琵琶湖分室(地域)
  • 主任研究員
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担当者