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地域協働の推進(令和 3年度)
Promotion of coordination and Co-production with local stakeholders

研究課題コード
2125AX003
開始/終了年度
2021~2025年
キーワード(日本語)
情報発信,リエゾン,協働,共創,対話
キーワード(英語)
information transmission,liaison,coordination,co-production,dialogue

研究概要

福島県等を対象として、研究成果に基づく具体的な地域貢献を目指した研究活動をより一層進めるために、地域協働推進室を設立する。これにより、これまでに福島支部において実施してきた広報活動や地域との対話活動、地域協働型の研究活動を一体的に推進し、つくば本部とも連携して様々な活動を通じて、様々な地域のステークホルダーとの橋渡しをする役割を担う。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

・第4期において福島支部で進めている広報WG等(広報交流推進G、刊行物WG、情報HPWG、交流WG)の機能と自治体等との地域協働研究活動の窓口的機能を総合的に発展させた取組を実施する。体制的には自治体リエゾン、地域協働コーディネーター、サイエンスコミュニケーター、広報担当などで構成することを想定し、災害環境をはじめとする地域環境研究に関わる研究者と強く連携して地域協働を推進する。具体的には、現在作成中の福島支部における協働戦略のもと、以下のような取組を推進する。
?刊行物の発刊、WEBやSNSからの情報発信、コミュタンを始めとする県内の情報発信施設と連携した取組などを通して、情報発信を体系的に進める。
?環境に関する自治体職員や市民を対象とした対話活動として、SDGsや気候変動等をテーマとしたセミナーや講座を協働して開催するとともに、自治体や市民が企画するセミナー等への講師派遣を行う。
?高校生・大学生を始めとする次世代層との対話を進めるとともに、協働して環境課題・地域課題に関する教材・資料を作成する。
?研究成果の普及に資するコンテンツのデザイン並びに制作を行う。
?自治体やNPO/NGO、民間企業、学校等に対する協働相談窓口を設ける。
?浜通り地域において連携オフィスの開設を検討する。

今年度の研究概要

?情報発信については、福島拠点が取り組む研究の最前線を発信し、スマートフォンでも自由に閲覧可能なWebマガジンの公開を行う。さらに、Webマガジンによる公開コンテンツを凝縮した冊子体も発刊する。
?自治体リエゾンや協働コーディネートについては、SDGsや気候変動等をテーマとしたセミナーや講座を協働して開催するとともに、自治体や市民が企画するセミナー等への講師派遣を行う。
?次世代層との対話推進を目的として、福島県内のいくつかの高校を対象に環境カフェの開催やセミナーへの講師派遣を行う。
?コンテンツ制作については、Youtube等インターネット配信を目的とした、環境問題やそれに関連する福島拠点における研究成果等を紹介する動画やラジオ番組の制作を行う。

外部との連携

福島県内における地域づくりに取組んでいる諸団体やネットワーク

課題代表者

林 誠二

  • 福島地域協働研究拠点
  • 研究グループ長
  • 博士(工学)
  • 土木工学,林学
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担当者