- 予算区分
- BE 環境-推進費(補助金) 5-1702
- 研究課題コード
- 1718BE001
- 開始/終了年度
- 2017~2018年
- キーワード(日本語)
- 形態変化,生物蓄積,全球多媒体モデル
- キーワード(英語)
- transformation,bioaccumulation,global multimedia fate model
研究概要
本研究では、現地観測と室内実験を駆使して、遠洋における有機水銀の生成とプランクトンへの取込、それに続く魚類への食物網蓄積について詳細に調査する。これにより、条約の有効性評価のためのグローバル水銀モニタリング計画の策定に必要な生物モニタリングに関する情報を提供する。また、得られたデータをもとに、申請者らが開発した水銀の全球多媒体モデルの海洋−生物蓄積動態予測の高精度化を目指す。本研究で得られるデータは、水俣条約発効時の過渡期を捉えるため、その有効性評価においても重要な位置付けとなることが期待される。
本サブテーマでは海水からプランクトンへの水銀移行モデルの構築、水銀の生物蓄積モデルの改良および全球多媒体モデルへの導入、海水中水銀濃度及び海洋生物中水銀濃度の予測精度の向上についての評価を行う。
研究の性格
- 主たるもの:応用科学研究
- 従たるもの:技術開発・評価
全体計画
平成29年度に海水からプランクトンへの水銀移行モデルの構築、平成30年度に水銀の生物蓄積モデルの改良および全球多媒体モデルへの導入、海水中水銀濃度及び海洋生物中水銀濃度の予測精度の向上についての評価を行う。
今年度の研究概要
水銀の生物蓄積モデルの改良および全球多媒体モデルへの導入、海水中水銀濃度及び海洋生物中水銀濃度の予測精度の向上についての評価を行う。
外部との連携
研究代表者:丸本 幸治(国立水俣病総合研究センター)
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