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地下水の災害環境研究:熊本市におけるケーススタディ(平成 28年度)
Environmental Emergency Research of Groundwater: A Case Study in Kumamoto City

予算区分
AS 災害環境研究
研究課題コード
1616AS001
開始/終了年度
2016~2016年
キーワード(日本語)
地下水汚染,網羅分析,バイオアッセイ,大腸菌,医薬品類
キーワード(英語)
groundwater pollution,nontarget analysis,bioassay,E. coli,pharmaceuticals

研究概要

2016年4月の熊本地震が地下水に及ぼす影響は被災地域の行政・市民にとって大きな関心事となっている。地下水は、河川等とは異なり滞留時間が長いため、汚染が直ちに明らかになるとは限らず、また汚染メカニズムはしばしば複雑である。本研究は、熊本市を例に地震後の地下水汚染を長期的に様々な観点から調査し、汚染源・汚染経路を推定し、将来予測を行い、地下水汚染対策を提案する。これらを通じ、災害時における地下水調査方法・管理方法を提案する。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

地震により被災した熊本市の地下水を採取し、化学分析・微生物学的分析および毒性試験により汚染状況を詳細に把握する。複数箇所で定期的に調査を行い、地下水汚染の空間分布と消長を把握する。結果をもとに、地下水汚染の起源・メカニズム・将来変化を推定し、地下水汚染対策の提案や情報提供を行う。

今年度の研究概要

上記に同じ

外部との連携

小林 淳(熊本県立大学)、頭士 泰之(産業総合研究所)

課題代表者

黒田 啓介

担当者