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霞ヶ浦でアオコの原因となるシアノバクテリアPlanktothrix agardhiiの
タイプ株の全ゲノム配列決定(平成 27年度)
Complete genome determination of the type strain of bloom-forming cyanobacterium Planktothrix agardhii

予算区分
AQ センター調査研究
研究課題コード
1515AQ006
開始/終了年度
2015~2015年
キーワード(日本語)
ゲノム配列決定,シアノバクテリア,アオコ
キーワード(英語)
genome sequencing, cyanobacteria, algal bloom

研究概要

Planktothrix属は世界的にもアオコの原因となっており、浮遊性で有毒物質を産生して問題となっている。Planktothrix属の中で、霞ヶ浦で優占していると考えられる種はPlanktothrix agardhiiで、そのタイプ株は霞ヶ浦で採取されたNIES-204株である。Planktothrix属のゲノム情報の整備は、アオコ発生の遺伝的要因解明に繋がると考え、本研究においてタイプ株であるNIES-204株の全ゲノム配列決定と遺伝的特徴の解明に取り組む。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

国立環境研究所微生物系統保存施設に保存されているPlanktothrix agardhiiのタイプ株であるNIES-204株のゲノムを、次世代シークエンサーを用いてシークエンシングし、アノテーションを付与した状態でデータベースに登録し、一般に公開する。

今年度の研究概要

国立環境研究所微生物系統保存施設に保存されているPlanktothrix agardhiiのタイプ株であるNIES-204株のゲノムを、次世代シークエンサーを用いてシークエンシングし、アノテーションを付与した状態でデータベースに登録し、一般に公開する。

関連する研究課題
  • 0 : 生物・生態系環境研究分野における研究課題

課題代表者

志村 遥平