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環境と生体中の元素の存在状態と動態解明に関する研究(平成 25年度)
Chemodynamics and characterization of elements in environment and organisms

予算区分
AQ センター調査研究
研究課題コード
1113AQ001
開始/終了年度
2011~2013年
キーワード(日本語)
トレースアナリシス,化学形態分析,同位体
キーワード(英語)
trace analysis, chemical state analysis, isotope

研究概要

元素や化学物質の環境、生体中における動態を明らかにして行くことを目的として、分析試料中に含まれている元素の同位体比、分布状態(局所的集積)、存在状態(化学形態)などを詳細に調べるための分析手法(質量分析法、分光分析法、X線分析法など)の開発や改良、また複数の分析手法の組み合わせなどによる計測手法の高度化を目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:

全体計画

誘導結合プラズマ質量分析法、蛍光X線分析法などの機器分析法を用いた環境試料分析技術の基礎的検討を行い、元素同位体比の精密測定技術、試料中の元素の分布、化学結合状態に関する詳細情報を獲得する計測手法、化学物質の高選択的検出法などの開発と環境試料分析へのその応用を進める。また、関連した分析手法に関する新しい技術情報の収集や基礎データの集積も行う。

今年度の研究概要

質量分析やX線分析などの機器分析法を用いた元素の状態分析法、局所分析法、同位体分析法などを組み合わせて、より高度な化学分析手法の確立を目指した技術的検討を続けるとともに、生物試料や粉じん試料など様々な環境試料へのその応用を進め、その有効性を検証する。

課題代表者

瀬山 春彦

担当者