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環境微生物及び絶滅危惧藻類の収集・系統保存・提供(平成 23年度)
Collection, preservation and distribution of microbes and endangered algae

研究課題コード
1115AP070
開始/終了年度
2011~2015年
キーワード(日本語)
バイオリソース,絶滅危惧種,シャジクモ類,淡水産紅藻,品質管理
キーワード(英語)
bioresource, endangered species, Charales, freshwater red algae, quality control

研究概要

環境微生物については、既に収集された保存株の維持・管理を行うとともに、環境研究の基盤として重要な種を新たに収集し、これらの株情報をデータベースに登録し発信する。また、凍結保存技術の開発を進め、継代培養保存から凍結保存への移行による保存の効率化を図る。タイプ株、レファレンス株の寄託受入れ、維持・管理も行う。
絶滅の危機にある藻類については、収集の困難な種を中心に、可能な範囲で収集に努めるとともに、保存法の改善を図り、安定した長期保存を行う。
これらの保存株を、研究材料として国環研内外の研究者に提供し、広く環境研究および基礎研究に貢献する。

今年度の研究概要

環境微生物保存株については、その維持・管理、株情報の整備を行う。一部は凍結保存による保存の効率化を図る。また、重要種、タイプ株、レファレンス株の寄託受入れおよび保存株の提供を行う。
絶滅危機藻類については、可能な範囲で収集に努めるとともに、淡水産紅藻株の凍結保存(20系統)とシャジクモ類株の単藻化(5系統)を行う。

課題代表者

笠井 文絵

担当者