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電気駆動車両の普及方策に関する研究(平成 22年度)
A study on measures to introduction of electrical drive system

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0710AE295
開始/終了年度
2007~2010年
キーワード(日本語)
電気駆動,パーソナルモビリティ
キーワード(英語)
electrically propelled drive system, personal mobility

研究概要

電気駆動系は、車両におけるエンジン駆動系に対して環境負荷が小さい駆動系である。それらの早期の普及を進めるには、現在の電気駆動系の性能に合致した利用分野の設定と、従来エンジン車に匹敵するコスト競争力を持つ必要がある。ここでは、従来のエンジン車の範疇に限定せず、より小型の移動手段も含めて電気駆動系を持った車両の導入ポテンシャルの計算、車両の低コスト化のための方策について検討することを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:

全体計画

1年目、乗用車の利用実態データを元に、現在の電気駆動系の性能で代替できる用途、距離等を明らかにする。2年目、開発中及び市場に導入されている電気駆動系に関する情報収集を行うとともに、利用可能な電気駆動系車両の価格と生産プロセス等を調査する。3年目、代替できる分野に適用可能な車両駆動系とその低コスト化方策を検討し、実現可能性を調査する。最終年度、電気駆動系の導入による環境負荷の低減効果の評価を行う。

今年度の研究概要

開発中及び市場に導入されている電動車両に関する情報収集は継続して行うが、電動利用の割合を減らした新たな電動車両の実現に関する研究を行う。

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動

課題代表者

近藤 美則

  • 地域環境保全領域
    広域大気研究室
  • 主席研究員
  • 博士(工学)
  • システム工学
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