- 予算区分
- AE 経常
- 研究課題コード
- 0911AE001
- 開始/終了年度
- 2009~2011年
- キーワード(日本語)
- 環境化学物質,転写因子
- キーワード(英語)
- ENVIRONMENTAL CHEMICALS, TRANSCRIPTION FACTORS
研究概要
種々の環境化学物質が転写因子や核内受容体に作用して遺伝子の転写を変化させ、生体に悪影響を及ぼすことが報告されている。本研究では、ダイオキシンや無機ヒ素を中心とした環境化学物質の転写因子依存的な作用メカニズムの検討を行う。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:
全体計画
環境化学物質の転写因子への影響を介した作用メカニズムについて、細胞・臓器特異的な影響経路を明らかにする。
今年度の研究概要
ダイオキシンは転写因子AhRを活性化することによってその作用を発現する。私たちのこれまでの研究で、Tリンパ球のAhRの活性化がインターフェロンgammaの産生を増強することが明らかとなっている。今年度は、さらにAhRの活性化によってインターフェロンgamma産生が増強するTリンパ球サブセットとその免疫反応における役割を検討する。
課題代表者
野原 恵子
担当者
-
鈴木 武博環境リスク・健康領域