- 予算区分
- CD 文科-科研費
- 研究課題コード
- 0205CD956
- 開始/終了年度
- 2002~2005年
- キーワード(日本語)
- 酸性雨, 大気エアロゾル, 東アジア
- キーワード(英語)
- ACID RAIN, ATMOSPHERIC AEROSOLS, EAST ASIA
研究概要
特定領域研究「東アジアにおける大気エアロゾルの輸送と酸性雨・酸性沈着」は、東アジアを中心にエアロゾルの性状、分布、大気環境影響について研究することを目的としており、その中にあって本研究は、東アジアにおける大気エアロゾルの輸送と酸性雨・酸性沈着のプロセスをフィールド観測、モデル解析などによって解明することを目的としている。本研究は、(1)エアロゾルの乾性沈着と大気環境インパクトの評価、(2)エアロゾルの湿性沈着と大気環境インパクトの評価、(3)エアロゾルとその生成原因物質の排出量推計、(4)変質を伴うエアロゾルの長距離輸送と乾性・湿性沈着量評価で構成され、これらの成果に基づき、東アジアにおけるエアロゾルの動態を明らかにした上で、現在・将来におけるエアロゾルの濃度分布・沈着量分布及び日本の酸性雨・酸性沈着に及ぼす国別寄与・季節変動などを定量化する。
研究の性格
- 主たるもの:応用科学研究
- 従たるもの:基礎科学研究
全体計画
本研究は、研究項目「東アジアにおける大気エアロゾルの輸送と酸性雨・酸性沈着」に含まれる計画研究・公募研究の進捗状況のチェック、研究項目全体の総括や方針の策定、企画調整などを行う。
今年度の研究概要
前年度までと同様に、本研究項目に所属する全ての研究代表者と研究分担者を招集し研究集会を開催する。本年度は、特定領域研究の最終年度であるため、研究成果の最終的な取りまとめを行う。
備考
共同研究者:笠原三紀夫(中部大学),外岡豊(埼玉大学),鵜野伊津志(九州大学)