- 予算区分
- BA 環境-地球推進 S-3-5
- 研究課題コード
- 0406BA499
- 開始/終了年度
- 2004~2006年
- キーワード(日本語)
- 技術革新,運輸部門,交通需要
- キーワード(英語)
- TECHNOLOGICAL RENOVATION,TRANSPORT,TRAVEL DEMAND
研究概要
2020年まで、2050年までの2つのタイムスパンについて、交通部門からのCO2排出量の大幅削減のための中長期戦略を策定することを目的とする。そのために本研究では、対策の投入時期と効果の発現時期とのタイムラグを考慮した対策効果評価手法を構築し、技術選択モデルで必要とされる要素技術の効果や費用に関する基礎情報を提供する。また、2050年については、バックキャスティング手法を適用して、向かうべき長期的なビジョンを提示することを目標とする。
研究の性格
- 主たるもの:政策研究
- 従たるもの:
全体計画
燃費改善技術と次世代自動車技術の調査を踏まえた技術選択モデルを用いて2020年基準シナリオを策定するとともに有識者ヒアリングを通じて2050年の交通ビジョンを作成する(16年度)。次に、導入のタイムラグを考慮する削減効果モデルを用いて2020年対策シナリオを策定するとともに、2050年のシナリオ策定手法の枠組みを構築する。(17年度)。さらに、2050年の交通システムのビジョンと排出削減シナリオを作成するとともに、短中期政策の方向提示や、政策実施に伴う社会経済的影響の検討を行う (18年度)。
今年度の研究概要
燃費改善技術と次世代自動車技術を調査し、その結果を用いて2020年基準シナリオを策定する。また、技術選択モデルとコホートに基づく削減効果評価モデルの基本設計を行う。一方、2050年の削減目標設定の基礎資料とするために、有識者ヒアリングを行い、2050年の交通システムのビジョンを検討・作成する。
課題代表者
森口 祐一
担当者
-
小林 伸治
-
松橋 啓介社会システム領域