- 予算区分
- CD 文科-科研費
- 研究課題コード
- 0304CD552
- 開始/終了年度
- 2003~2004年
- キーワード(日本語)
- 水生植物群落,生態機能,機能的多様性,脱窒
- キーワード(英語)
- AQUATIC PLANTS,ECOLOGICAL FUNCTION,FUNCTIONAL RICHNESS,DENITRIFICATION
研究概要
浅い湖沼沿岸域では、沿岸からの深度や勾配に添って、抽水植物群落、浮葉植物群落、沈水植物群落の帯状構造が成立している。そして、おのおのの植物群落は、異なった生態系機能を持っていると考えられる。本研究では、そのような異なったタイプの水草群落の組み合わせ(水生植物群落植物の機能的多様性functional richnessとする)が、生態系機能としての窒素浄化機能に与える影響を定量化し、機能的多様性と生態機能の関係を明確にしようとするものである。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:応用科学研究
全体計画
2003年度 単独植生で、現場での脱窒機能の測定手法の開発と検討を行う。
2004年度 単独植生と複数混在植生で、脱窒機能の測定を行う。
今年度の研究概要
まず、野外で自然に繁茂している水生植物群落域を対象として、脱窒機能を測定する手法の開発とその検討を行う。
備考
共同研究者:犬伏和之(千葉大学園芸学部)