- 予算区分
- AG 特別研究
- 研究課題コード
- 0004AG073
- 開始/終了年度
- 2000~2004年
- キーワード(日本語)
- 中国,大気汚染,PM2.5,健康影響
- キーワード(英語)
- CHINA,AIR POLLUTION,PM2.5,HEALTH EFFECTS
研究概要
中国の都市において深刻になっている大気汚染について、工場からの煤煙、石炭燃焼による都市暖房、自動車排気に焦点を当て、特に粒子状物質(PM10、PM2.5)に注目して大気汚染と住民の曝露実態及びその健康影響を明らかにし、予防対策に寄与することを目的とする。
研究の性格
- 主たるもの:応用科学研究
- 従たるもの:行政支援調査・研究
全体計画
初年度(平成12年度)は共同研究体制の構築、対象都市の選定、測定機器の準備を行い、13年度から16年度までは毎年1都市を対象に汚染度の異なる3地区を選定し、地区住民や児童を対象に曝露評価、健康影響評価を行う。16年度は13年度と同じ都市で再度調査を実施し3年間の比較を行うとともに、都市間の比較を加えて大気汚染の影響を明らかにし、対策に資するべく知見を総括する。
今年度の研究概要
瀋陽市において個人曝露調査を除いて13年度と同様の調査を実施する。既存環境データの収集と15年度までに採取した大気中微小粒子試料中の有害成分分析や肺機能等の資料の解析を行い、結果を総括して所期の目的を達成する。
備考
外国共同研究機関:中国医科大学公共衛生学院(孫貴範院長)
課題代表者
田村 憲治
担当者
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小野 雅司
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高野 裕久
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新垣 たずさ