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2003年12月1日

参考資料2 平成14年度下半期の省エネ対策の強化について

1.大型施設等の計画的運転停止の追加実施

大型施設等運営委員会の協力を得て、大型施設等の計画的運転停止を行っているが、12月以降、別紙の取組を追加的に行うものとする。 なお、今後とも、各棟・施設の自主的判断による追加的措置の実施を期待する。

2.冬季暖房の合理化

  • (1)暖房実施の目標今冬期の暖房は、午前8時~午後8時の間、室温を20℃に維持する事を目標として実施するものとする。
  • (2)エネセン及び各棟の取組
    上記の暖房目標を達成するため、エネルギーセンター(エネセン)において空調機の温風を維持するとともに、各棟ごとにファンコイルユニット(温水式暖房機、FCU)の管理を次のように行う。
    1. 各室でFCUの温度設定ができる棟(別表※1欄の9棟)では、設定温度を20℃にしていただく。
      また、午後8時(それ以前に職員が退所する場合は退所時)~午前8時の間は、FCUのスイッチを切っていただく。
    2. エネセンがFCUの電源管理をしている棟(1以外の19棟)では、エネセンが、各棟の温度計測室の室温を(その棟内での代表性に留意しつつ)見ながら、電源操作を行う。
  • (3)総務部の支援措置など
    1. 室温管理のため温度計を希望する部屋に、施設課(省エネ小委事務局)が温度計を提供する。
    2. 通常の勤務時間内の室温が20℃を大幅に下まわる場合は、その申し出を受け、可能な範囲の対応に努める。
    3. 実験等の業務が継続的に深夜に及ぶなど特段の必要がある場合には、その業務の代表者の申し出により、暖房の運転時間の配慮を行う。
      なお、恒温室など特殊空調系の施設は、従来どおりの室温管理とする。

3.その他

  • (1)所内エネルギー情報の公表・啓発
    1. 施設課(省エネ小委事務局)は、所の毎月のエネルギー消費状況をイントラ等により公開し、所員の省エネ意 識を喚起する。
    2. ユニット長会議・運営協議会に、月別・棟別の電気・ガス使用量データを提供し、各棟・施設での自主的・積極的な省エネ努力を呼びかける。
    3. 所員の省エネ取組を促すため、簡易なステッカー等の提供を図る。
  • (2)省エネ対策強化の調査検討等
    1. 施設課(省エネ小委事務局)において、所内の省エネに関する意見・提案を受け付け、当面及び今後の対策強化の参考とする。
    2. 理事(企画・総務担当)の指揮の下に、所内のエネルギー使用実態の調査・点検を行い、今後のエネルギー系施設の更新等の観点を含め、省エネ対策の強化策を検討する。