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1999年3月30日

瀬戸大橋についてのイメージや関心事の住民意識調査とその分析

国立環境研究所研究報告 R-142-'99

表紙
R-142-'99 [1.4MB]

 本報告書では,本州四国連絡橋の中の,児島-坂出ルート(本書ではこのルートのことを瀬戸大橋と呼んでいる)についての住民意識調査の結果について述べられている。本書は研究者向けというよりは,一般の人々にも気軽に読んでもらえるように配慮して執筆された。したがって,調査結果の概要を理解してもらえるように図や表を多く取り入た。調査は平成8年に実施された。調査地域は橋の接岸地を有する岡山県倉敷市の児島地域内と香川県坂出市内である。  報告書では,接岸地の近くの住民が開通から約8年半を経過した瀬戸大橋について,どういった意識や関心事を持っているのかが述べられている。この調査では,項目を選択することで回答する形の質問の他に,回答者が思ったことを自由に記述する形で回答する質問も設けている点が特徴である。自由記述回答の結果から,橋の便利さについての関心事が調査地域によって違っていることなど,興味深い結果が述べられている。