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1998年6月3日

21世紀の私たちの環境を考える−環境庁国立環境研究所公開シンポジウム−

国立環境研究所研究報告 R-136-'98

表紙
R-136-'98 [8.9MB]

 国立環境研究所が,前身の国立公害研究所として設立されてから,来年で25年(四半世紀)となる。時代は21世紀を目前に控え,環境問題は,地球規模に至る「空間的ひろがり」,世代間の影響のおそれなど「時間的ひろがり」,さらには汚染原因者と被害者の境界の不明確化など「人間社会における関係のひろがり」を持つに至った。一方で,社会全般にわたるリストラの中で,国立研究所の整理統廃合,エージェンシー化の検討など研究所をとりまく環境にも大きな変化が現れつつある。

 こうした状況の中で,毎年環境月間に行う国立環境研究所研究発表会を,今年度は東京・青山の国連大学において,広く市民を対象に研究成果をアピールする「公開シンポジウム」という形態で開催した。本報告書はそのシンポジウムの要旨集という位置付けのものであり,4テーマ8名の口頭発表及び20件のポスター発表の概要が収録されているほか,全研究スタッフの氏名,主要研究課題及び電話番号・E-mailアドレスを掲載している。

(研究企画官 笹岡達男)