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2017年11月29日

受賞のお知らせ ~
久保 雄広 研究員が「野生生物と社会」学会最優秀ポスター賞を受賞

概要

受賞者氏名: 久保雄広 (生物・生態系環境研究センター)
賞の名称:  最優秀ポスター賞
授賞機関:  「野生生物と社会」学会
受賞年月日: 2017年11月4日
受賞対象:  保全便益を可視化する:アマミノクロウサギツアーに関する経済分析, 第23回「野生生物と社会」学会大会, 同予稿集, 84-84, 2017

賞状を手にする久保雄広研究員の写真

ひとこと

持続的に野生生物を保全するためには、保全の便益を地域経済に繋げることが不可欠です。昨今、野生生物の観察を伴うツアーは便益を直に市場に組み込むことができるツールとして注目を集めています。しかし、既存研究では観察できるかどうかが地域経済にどの程度影響を与えうるのかは殆ど扱われてきませんでした。本研究では奄美大島のアマミノクロウサギツアーを事例に、アマミノクロウサギが観察できる確率と観察できなかった時に返金する仕組みが消費者のツアー参加確率と事業者の収入に与える影響について定量化を試み、ウサギの観察確率が増加すれば、事業者の期待収入も増加すること実証しました。国立公園をはじめとする自然保護地域では野生生物の保全と利用の両立が大きな課題となっています。今回の受賞を励みに、野生生物の保全・管理に寄与することを目標に今後も研究を進めてまいります。

なお、本受賞は三重野太郎(University of Nebraska-Lincoln)、栗山浩一(京都大学)との共同研究の成果によるものです。