- 予算区分
- AQ センター調査研究
- 研究課題コード
- 1620AQ005
- 開始/終了年度
- 2016~2020年
- キーワード(日本語)
- マテリアルフロー,環境経済,物質ストック
- キーワード(英語)
- material flow,environmental economics,material stock
研究概要
資源のライフサイクルを通じた国際間の移動(フロー)と蓄積(ストック)に関する実態解明と、これに伴い各国や地域で生じる環境・経済・社会影響を分析・評価する手法論を開発し、持続可能な資源利用に向けた技術システム・制度設計に関する調査・研究の実践を通じて、国際資源循環の見地から環境システム学、産業エコロジー学、環境経済学等の発展に貢献する。
研究の性格
- 主たるもの:政策研究
- 従たるもの:応用科学研究
全体計画
資源の国際間で生じる移動量(フロー)と蓄積量(ストック)の動的変化を計測する手法論を開発し、それらの量的・構造的変化を明らかにする。また、静的あるいは動的な可視化ツールの開発を含めて視認性の高い視覚化手法を開発して適用することで、フローとストックの状態の理解を助ける。また、資源のフローとストックに変化を与える技術的、経済的要因の実態調査を行い、フロー・ストックに影響を与えるメカニズムを解析し、過去に導入された技術や政策のインパクトを定量的に評価し、持続可能な資源利用に向けた技術システム・制度設計に資する知的基盤を確立する。
今年度の研究概要
国際貿易による金属資源の移動量の推計は,国際貿易統計データ(BACI)が刷新されたことを受け,商品分類,国地域分類を再整備し,時系列データを可能な範囲で更新していく。また,離散選択モデルを用いた買い替え行動の評価を価格変動に焦点をあて行う。
外部との連携
福島大学
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