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北岳における高山生態系の長期モニタリング(平成 23年度)
Long-term monitoring of alpine ecosystem on Mt.Kitadake

予算区分
MA 委託請負
研究課題コード
1011MA001
開始/終了年度
2011~2011年
キーワード(日本語)
北岳,モニタリング
キーワード(英語)
Mt.Kitadake, Monitoring

研究概要

我が国の代表的な生態系の状態を把握し、継続的にモニタリングすることで、生態系の変異を捉え、適切な生物多様性保全施策に貢献することを目的としたモニタリングサイト1000の高山帯のうち、昨年度に引き続き、北岳調査の一部を担当する。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:

全体計画

北岳の調査では、調査の項目により実施間隔は異なるものの(毎年〜5年毎)、風衝草原と高茎草原での植生調査、ハイマツの年枝生長調査、高山植物の生物季節調査、気温や温度センサーの設置の深さを変えた土壌温度調査などを行い、モニタリングサイト1000高山帯の事務局に調査結果を提出する。

今年度の研究概要

今年度は、従来気温測定を行っていた北岳山荘脇の百葉箱から稜線近くのポールに測定場所を変更し、気温の測定を行う。また、風衝草原および高茎草原の植生調査区脇に設置した温度計により、土壌の表面と深さ10cmの温度を測定し、消雪時期や土壌温度の変化を把握する。さらに、インターバルカメラによる開花フェノロジーの調査を行う。そして、それらの調査結果を事務局に提出する。

外部との連携

モニタリングサイト1000高山帯での調査サイトの一つとして実施している

関連する研究課題
  • 0 : 生物・生態系環境研究分野における研究課題

課題代表者

名取 俊樹