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有害化学物質に対する感受性要因と薬物代謝系(平成 20年度)
Studies on susceptibility factors for toxic chemicals and drug-metabolizing system

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0408AE397
開始/終了年度
2004~2008年
キーワード(日本語)
化学物質,Nrf2,AhR,ノックアウトマウス,老化
キーワード(英語)
CHEMICAL, NRF2, AHR, KNOCKOUT MOUSE, AGING

研究概要

有害化学物質の生体影響には個体差があり、感受性の差に起因すると考えられる。ダイオキシン、PCBなどの化学物質に対する感受性要因を、遺伝的要因としての薬物代謝系の役割及び個体側の要因としての年齢による影響の二つの側面より探ることを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:

全体計画

2004年度:薬物代謝酵素の発現に関与する転写因子の欠損マウスとして、Nrf2ノックアウトマウスを用いて、ダイオキシンなどの曝露による遺伝子発現への影響を調べる。
2005年度:同様に転写因子の欠損マウスとして、AhRノックアウトマウスを用いて遺伝子発現への影響を調べる。
2006年度:老化マウスを用いて、年齢による影響を抽出する。
2007-2008年度:有害化学物質に対する感受性と薬物代謝系の関連及び年齢による影響について解析する。

今年度の研究概要

DNA修復酵素欠損したマウス肺等における有害化学物質による突然変異頻度上昇率について検討する。

関連する研究課題
  • 0 : 環境リスク研究センターにおける研究活動

課題代表者

青木 康展

担当者

  • 松本 理