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循環型社会形成のための制度・政策研究(平成 31年度)
Policy and Management Study for Establishing a Sound Material-cycle Society

予算区分
AQ センター調査研究
研究課題コード
1620AQ008
開始/終了年度
2016~2020年
キーワード(日本語)
3R,拡大生産者責任,経済評価,行動変容,循環経済,社会転換
キーワード(英語)
3Rs, extended producer responsibility, economic evaluation, behavioral change, circular economy, social transition

研究概要

循環型社会形成の政策において、個々人の行動変容を促す情報的手法や教育・啓発的手法の重要性が増している一方で、個人の行動変容よりもそれを規定する状況要因を変化させる経済的手法などを活用した制度設計も求められている。本研究ではそれらを一体的に研究対象とし、循環型社会の政策に係る制度研究ならびに行動変容研究を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

行動変容に係る基盤研究は、特定の行動をとりあげた影響要因のモデル化や行動変容のフレームワークの開発などを行う。政策に係る基盤研究は、国内外の3R(リデュース・リユース・リサイクル)に関わる制度の調査や比較、制度形成プロセスの調査、制度施行による効果評価などを行う。特に、拡大生産者責任と公共責任(自治体責任)等の責任の付与に着目するものとする。

今年度の研究概要

循環型社会形成のための制度・政策研究として拡大生産者責任の言説分析や、リユース行動ならびに集団的環境行動に係る要因分析と環境教育への提言などを実施するとともに、アジアでの持続可能な消費・ライフスタイルの研究を継続する。環型社会形成のための制度・政策研究として、リサイクル制度の比較ならびに拡大生産者責任の認識分析やリユース行動に係る要因分析などを実施し、持続可能な生産と消費の観点を含む政策提案を行う。

外部との連携

持続可能な生産と消費の研究については、環境省推進費(S-16、研究代表者:東京大学 平尾雅彦教授)のもとで神戸大学(代表 國部克彦教授)とともにテーマ2を実施。このなかでは、アジア地域におけるエアコンの持続可能な消費と生産パターンの研究を行い、タイ・メーファールアン大学のManomaivibool先生らとの共同研究を実施。

課題代表者

田崎 智宏

  • 資源循環領域
    資源循環社会システム研究室
  • 室長(研究)
  • 博士 (学術)
  • システム工学,政策学,工学
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担当者