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資源循環・廃棄物に係る情報研究基盤の戦略的整備(平成 28年度)
Establishment of informational research fundamentals about resource circulation and waste management

研究課題コード
1620AP002
開始/終了年度
2016~2020年
キーワード(日本語)
物質フロー,資源循環,適正処理,国際廃棄物管理,データベース,資源利用
キーワード(英語)
material flow, recycle, proper treatment, international waste management, database, resource use

研究概要

資源の責任ある利用と廃棄物の適正処理を進めていくうえでは、施策や取組の判断に資する情報を整備し、効果的な施策や取組に結びつけていくことと、そのための必要な研究を推進させる必要がある。情報研究基盤はそのための基盤となるものであり、物質フローデータ、施設データ、アジア国際データ、循環資源・廃棄物の物性・組成データの4つの柱を掲げ、必要となるデータを整備する。なお、物性・組成データなど関連する研究プロジェクト等のなかで調査とデータが収集されるものについては、各研究プロジェクトでのデータ集積を促し、研究プロジェクトとの連携を確保しながら、オープンサイエンスの時代に適合した情報研究基盤の整備と公表を進める。

今年度の研究概要

物質フローデータについては、新エネルギー技術等に不可欠なクリティカルメタルの採掘国から加工国、そして消費国への国際フローを時系列でデータベース化する。施設データについては、第三期中期計画期間に実施した一般廃棄物実態調査結果のアーカイブ化で整理に至らなかった廃棄物処理施設データについて整備を行う。また、アジア廃棄物については、発生量原単位ならびに一般廃棄物処理システムのカバー率、組成情報のデータを中心に、発展段階の異なる国を対象にデータの蓄積を行う。

課題代表者

田崎 智宏

  • 資源循環領域
    資源循環社会システム研究室
  • 室長(研究)
  • 博士 (学術)
  • システム工学,政策学,工学
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担当者