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廃棄物政策のインセンティブ設計(平成 23年度)
Design of incentive mechanisms in waste management policy

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
0911CD017
開始/終了年度
2009~2011年
キーワード(日本語)
インセンティブ,デポジット制度,ポイント制度,中古市場
キーワード(英語)
incentive, deposit refund system, point system, reuse market

研究概要

 廃棄物政策における有効な経済的インセンティブの設計について明らかにすることを目的とし、以下の4点を行う。
(1)理論分析:各種の経済的インセンティブを組み込んだ廃棄物政策について、理論的な観点から整理・比較する。
(2)政策の評価:過去に実施されてきた経済的手段を用いた廃棄物政策の効果を検討する。
(3)フィールド実験:フィールド実験の手法を用いて、インセンティブ政策の導入効果を予測・分析する。
(4) あらたな廃棄物政策デザインの提案

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

本研究は(1)理論分析、(2)先進自治体や企業での聞き取り調査、(3) 政策評価手法の開発、(4)フィールド実験、(5)統計分析による事業効果の計測、(6)政策提言の6つの段階により実施する。

今年度の研究概要

北米の一部の自治体で導入・導入検討されている建設廃棄物に対するデポジット制度について調査を行い、その実態把握とともに日本への適用可能性・制度設計を考察する。
廃棄物の越境移動や国際リユースに対して、有用物のリサイクルや廃棄物の適正管理を世界・地域全体として効率的に実現するための制度としての国際協定についてゲーム理論を用いて分析する。


備考

研究代表者:竹内憲司(神戸大学経済学研究科)

課題代表者

田崎 智宏

  • 資源循環領域
    資源循環社会システム研究室
  • 室長(研究)
  • 博士 (学術)
  • システム工学,政策学,工学
portrait

担当者

  • 横尾 英史