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POPs類の環境モニタリングの手法の高度化に関する研究(平成 22年度)
Study on advancement of environmental monitoring method for POPs and the related compounds

予算区分
AE 経常
研究課題コード
1012AE003
開始/終了年度
2010~2012年
キーワード(日本語)
環境モニタリング,化学分析,POPs
キーワード(英語)
environmental monitoring, chemical analysis, POPs

研究概要

環境の状況を把握するために行うモニタリングでは、適切なサンプリング、信頼性の高い化学分析、適切なデータ評価などが必要とされる。これらは、モニタリングの目的、対象物質、環境媒体によって異なり、それぞれについて手法の最適化が必要とされる。本研究では、POPs類をはじめとする有機環境汚染物質の各種モニタリング手法の最適化・高度化を行う。また、モニタリングを担う地方自治体研究機関等を含め、当該モニタリング手法の妥当性の検証およびクロスチェック等を行い、方法の標準化と普及につとめる。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

本研究ではダイオキシン類およびPOPs等の精度管理を含めたモニタリング手法の開発・改良を含めた最適化を行う。さらに、地方自治体研究機関等を含め、最適化した手法によるクロスチェック等を行い、手法の普及、高度化につとめる。当該研究の成果を受け、さらに対象化合物の拡張を視野に入れ、各種の環境媒体に関するモニタリング手法について検討を行う。

今年度の研究概要

大気中のダイオキシン類やPOPs等のサンプリング法を中心に、種々の方法について検討を行う。また、既存法との比較やクロスチェック等により、手法の妥当性を評価し、手法の精度と使用目的に応じた精度管理について検討する。

備考

随時、地方環境研究所との共同研究と強調しながら研究の推進を図る。

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動

課題代表者

橋本 俊次

  • 環境リスク・健康領域
    計測化学研究室
  • 室長(研究)
  • 学術博士
  • 農学,化学
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担当者