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iPS細胞由来心臓細胞を用いたディーゼル排気微粒子のin vitro影響評価の検討(平成 21年度)
in vitro evaluation of effects of diesel exhaust particles using iPS-derived cardiomyocytes

予算区分
AI 研究調整費
研究課題コード
0909AI003
開始/終了年度
2009~2009年
キーワード(日本語)
人工多能性幹細胞,ディーゼル排気微粒子,心筋細胞
キーワード(英語)
iPS, DEP, cardiomyocyte

研究概要

ディーゼル排気微粒子などの環境化学物質が心血管系に悪影響を及ぼすことが知られている。近年、マウス人工多能性幹細胞(iPS細胞)が確立され、in vitro培養下で様々な細胞への分化が可能となった。そこで、iPS細胞から心血管系細胞への分化培養を行ってディーゼル排気微粒子の毒性影響を検討すると共に、簡便かつノーベルなin vitro影響評価系の確立を目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

マウスiPS細胞から、1)心筋細胞や血管内皮細胞等の心臓細胞へ分化誘導させる培養系を確立させ、2)心血管系への影響が疫学調査や動物実験で示唆されているディーゼル排気微粒子(DEP)やその構成成分をin vitroで曝露した際の同細胞への影響を拍動・フローサイトメトリー等の形態学的・免疫学的手法で調べる。3)最終的に当該物質の簡便かつノーベルなin vitro影響評価系の確立を目指す。

今年度の研究概要

マウスiPS細胞を適切な条件下で培養し、心筋細胞への分化誘導を行う。次に、ディーゼル排気微粒子またはその構成成分を分化させた細胞に曝露し、その機能に対する影響を解析する。

関連する研究課題
  • 0 : 領域プロジェクト

課題代表者

井上 健一郎

担当者