- 予算区分
- AD 基盤ラボ
- 研究課題コード
- 0811AD001
- 開始/終了年度
- 2008~2011年
- キーワード(日本語)
- 品質管理,分子系統解析
- キーワード(英語)
- quality control, molecular phylogenetic analysis
研究概要
藻類保存株が,研究材料としてより多くの研究者に利用されるためには,分類学的評価,DNA配列情報や株特性の付加など,保存株の付加価値の向上が必要となる。そこで,保存株(微細藻類および絶滅危惧種藻類)の18S,16Sリボソーム遺伝子等の塩基配列情報の解析,およびそれらのデータベースへの付加,株利用文献調査や独自の解析による株特性の付加などを行い,より信頼性,利便性の高いコレクションをめざす。
研究の性格
- 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
- 従たるもの:基礎科学研究
全体計画
毎年,一定数の保存株について,塩基配列情報を独自に解析,あるいは,株特性を株を用いた論文等から収集し,それらの情報を保存施設のホームページ上に展開する保存株情報に追加する。また,それらの塩基配列データより系統樹を構築し,ホームページ上に公開する。
今年度の研究概要
本年度は,ホームページの更新を行うとともに,特にシアノバクテリアを中心に分子系統樹を公開する。
備考
0507AD816
- 関連する研究課題
- 0 : 環境測定等に関する標準機関としての機能の強化
課題代表者
笠井 文絵
担当者
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河地 正伸生物多様性領域