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化学物質データベースの構築と提供(平成 19年度)
Development and publication of chemical database

予算区分
AK
研究課題コード
0610AK513
開始/終了年度
2006~2010年
キーワード(日本語)
リスクコミュニケーション,化学物質データベース
キーワード(英語)
RISK COMMUNICATION, CHEMICAL INFORMATION DATABASE

研究概要

化学物質のリスク評価・管理を行う上で、リスク情報の集積と効率的な情報発信基盤の整備は重要な課題である。近年、リスクコミュニケーションや環境リスクアセスメントに対する需要が拡大しており、より広範な人々に対して環境リスクに関連する情報を提供する必要性が生じている。当研究センターでは前中期計画より化学物質データベース「Webkis-plus」を公開しており、その整備および機能拡張を行ってきた。継続的な公開情報の更新および内容の拡充が必要不可欠であり、同時に、より広範な人々に対してリスク情報を平易に伝える方法の検討が必要である。それらの検討を通して、化学物質の環境リスクに関するリスクコミュニケーションの推進に向けた基盤整備を行うことを目標とする。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:

全体計画

継続的に最新情報をデータベースへ追加し、情報の更新および充実を図る。中期計画前半において、WebGIS(Web上での地理情報を提供するシステム)などの技術を取り入れ、リスク情報を平易に伝える方法を検討し、化学物質データベースの機能を拡充させる。中期計画後半では、一般ユーザからのニーズなどに対応しつつ、リスク関連事項およびリスク評価手法に関する情報提供を行う。さらに、環境リスク研究センターでの研究成果を効率的に公開する基盤の検討を進める。

今年度の研究概要

化学物質データベースの情報の更新および追加を行い、化学物質データベースの機能を拡充させる。化学物質の環境リスクに関するコミュニケーションの推進に向けた基盤整備として環境リスクに着目した化学物質データベースの構築、リスク情報を平易に伝える方法の検討を行う。データベースの更新・追加に加え、関連するデータベースの統合とWebページの改良を進める。

課題代表者

白石 寛明

担当者