ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

環境管理・意思決定プロセスにおける各種環境評価手法の有効活用に関する研究(平成 17年度)
A study on effective use of environmental assessment methods in the process of decision making for better environmental management

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0405AE358
開始/終了年度
2004~2005年
キーワード(日本語)
ライフサイクルアセスメント,リスクアセスメント,環境影響評価,簡易評価,スクリーニング手法,意思決定,環境管理
キーワード(英語)
LIFE CYCLE ASSESSMENT,RISK ASSESSMENT,ENVIRONMENTAL IMPACT ASSESSMENT,SIMPLIFIED/STREAMLINED ASSESSMENT,SCREENING METHOD,DECISION MAKING,ENVIRONMENTAL MANAGEMENT

研究概要

適切な環境管理・廃棄物管理を進める上では、ライフサイクルアセスメントなどの各種環境評価手法の結果をもとに政策・対策を検討していくことが望まれるが、必ずしも厳密な評価を意思決定者が求めていない場合がある、評価結果が効果的に意思決定に反映されていないなど、評価手法の有効活用には多くの課題が残されている。本研究では、環境管理・意思決定プロセスにおける各種環境評価手法の有効活用を促進させることを目的として、有効活用の場面や目的、用いられる手法の種類などの分類・整理、意思決定者や評価結果が提供される市民・企業などのニーズの把握、手法適用のケーススタディなどを通じて、より効果的・有効な各種環境評価手法の活用方策を検討する。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:

全体計画

既存研究のレビューを行い、各種環境評価手法の有効活用の場面や目的、用いられる手法の種類などの分類・整理、意思決定者や評価結果が提供される市民・企業などのニーズの整理を行う(16年度)。また、意思決定者、評価者等へのヒアリングを行い、実態面でのニーズや理想的な評価プロセスの阻害要因を調査する。これらをもとに、簡易評価手法の今後の方向性を考察する(17年度)。

今年度の研究概要

行政評価の既存研究について再調査を実施し、簡易評価手法の種類などの方法論の整理を行う。また、評価に関わる担当者等へのヒアリングをもとに、実態面でのニーズや理想的な評価プロセスの阻害要因、評価リソースの制約などを調査する。これらをもとに、簡易評価手法の今後の方向性を考察する。

課題代表者

田崎 智宏

  • 資源循環領域
    資源循環社会システム研究室
  • 室長(研究)
  • 博士 (学術)
  • システム工学,政策学,工学
portrait

担当者

  • 森口 祐一
  • 橋本 征二
  • 寺園 淳資源循環領域
  • 平井 康宏