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リサイクル製品等の安全性評価及び有効利用法に関する研究(平成 17年度)
Study on safety assessment and utilization method available for recycling products

予算区分
AB 政策対応型
研究課題コード
0105AB400
開始/終了年度
2001~2005年
キーワード(日本語)
資源循環, 安全性評価, リサイクル製品, 有害物質
キーワード(英語)
MATERIAL CYCLES, SAFETY ASSESSMENT, RECYCLING PRODUCTS, HAZARDOUS SUBSTANCES

研究概要

リサイクル材料又は製品の安全性の評価方法及び有効利用法に関する研究として、都市ごみ溶融スラグ、焼却灰、建設廃材などを利用したリサイクル製品の用途を踏まえた溶出試験法、含有成分測定法、安全性試験法を確立し、国際的調和も考慮した公定法、ISOあるいはJISなどにおける標準化のための基礎資料を提供する。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

リサイクル製品の利用状況の把握と安全性評価のための基礎的検討を行う(13年度)。都市ごみ溶融スラグ、焼却灰、防腐剤含有廃木材等の有効利用法の検討とその化学性状を把握する(14年度)。リサイクル製品に含まれる有害物質の挙動のモデル化、人体曝露のモデル化、安全性評価法の開発を進める(15~16年度)。土壌・地下環境中および生活居住空間中でのリサイクル製品の安全性評価試験法を提案する(17年度)。

今年度の研究概要

リサイクル材料又は製品の安全性の評価方法及びその有効利用法について研究を進める。長期的安全性の視点から促進劣化試験とキャラクタリゼーション試験を組合せた実験的検討により基礎情報を集積しつつ評価手法の開発をめざすとともに、再生製品の環境安全性試験全体のシステム規格化への展開に向けた研究に着手し、全体フレームを示す。また、リサイクル製品の安全性評価に関するバイオアッセイ及び化学分析法等のリサイクル製品評価への適用の検討などを行う。

課題代表者

後藤 純雄

担当者