ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

循環システムの地域適合性診断手法に関する研究(平成 17年度)
Diagnosis on environmental, economical and social feasibility of regional material cycle system

予算区分
AB 政策対応型
研究課題コード
0105AB399
開始/終了年度
2001~2005年
キーワード(日本語)
資源循環物流, マテリアルフロー分析, ライフサイクルアセスメント, 投入産出表分析, 地理情報システム
キーワード(英語)
LOGISTICS FOR MATERIAL CYCLES, MATERIAL FLOW ANALYSIS, LIFE CYCLE ASSESSMENT, INPUT OUTPUT TABLE ANALYSIS, GEOGRAPHIC INFORMATION SYSTEM

研究概要

地域の産業基盤、物質・エネルギー需給、循環資源・廃棄物に係る施設立地等に関する情報を、地理情報システム等の情報技術を活用して統合的に分析する手法を開発する。これを用いて、地域に適合した資源循環システムの高度化を図るための統合型地域循環診断システムを関係主体と協力して開発する。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

(13年度)循環システムの地域適合性を診断するための手法の調査・整理、リサイクル材の地域流通に関する基礎調査を行う。(14-16年度)循環システムの地域適合性診断モデルの概念設計を行う。さらに、サブモデル構築と事例研究地域のデータ収集を行い、地域循環診断システムに統合する。(17年度)地域循環診断システムを用いて関係主体を交えた代替案評価を試行する。

今年度の研究概要

地域における廃棄物・循環資源の移動と循環の範囲について、埼玉県において構築した地理情報システム、ならびに輸送モデル・需給適合モデル等を用いて、その成因の解析と廃棄物・循環資源の質変換・物流(中間処理)拠点を仮想的に設置または除去した場合の地理的なフローの変化の予測を進め、拠点計画法として提示する。さらにネット輸送割合、廃棄物産業連関、LCA、コンジョイント分析等により、循環スケールと経済・社会・環境上のパラメータとの関係を検討して、地域循環度指標を提示する。

備考

共同研究機関:埼玉県環境科学国際センター

課題代表者

山田 正人

  • 資源循環領域
    廃棄物処理処分技術研究室
  • 室長(研究)
  • 京都大学博士(工学)
  • 工学,生物工学,化学工学
portrait

担当者