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ディーゼル車排出ガスを主因とした局地汚染の改善に関する研究(平成 16年度)
Finding an effective countermeasure against local heavy air pollution due to diesel vehicle emissions

予算区分
BC 環境-公害一括
研究課題コード
0204BC377
開始/終了年度
2002~2004年
キーワード(日本語)
沿道,大気汚染,風洞,粒子画像速度計測法,実測調査,ディーゼル,対策,川崎
キーワード(英語)
ROADSIDE,AIR POLLUTION,WIND TUNNEL,PIV,FIELD SURVEY,DIESEL,COUNTERMEASURE,KAWASAKI

研究概要

ディーゼル車排出ガス等による局所沿道高濃度汚染に実効果のある対策を提言することを目的とする。そのために本研究では、川崎市をモデルに高精度風洞シミュレーションシステムの開発を行い、また実測調査等により現象の理解を深めることにより、各種改善策の効果を事前に高精度に評価するシステムを構築することを目標とする。

全体計画

風洞において粒子画像速度計測法(PIV法:Particle Imaging Velocimetry)の適用技術を確立し、また基礎的な形状模型を用いて風洞実験を行い各種対策の効果についての基礎資料を得る(14年度)。さらに、縮尺模型を用いた風洞実験を行う(15~16年度)。川崎市において実測調査を行い、大気汚染、流れ場、交通等の変動を調べる(14~15年度)。川崎市内の沿道を対象に、いくつかの想定される環境改善事業の効果について予測評価し、実効ある局所汚染対策モデルを提示する(16年度)。

今年度の研究概要

風洞において縮尺模型(1/300)を用いて周辺市街地を含む広範囲の沿道周辺の流れ場と濃度の測定を行う。川崎市において微小粒子を含む実測調査を行う。これらにより得られたシミュレーションモデルをもとに、沿道局地汚染の対策を検討する。

備考

地域密着型環境研究共同研究者:井上俊明(川崎市公害研究所),原久男(川崎市公害研究所),林久緒(川崎市環境局), 藤田周治(川崎市環境局),林
誠司((財)日本自動車研究所)

課題代表者

松本 幸雄

担当者

  • 上原 清
  • 若松 伸司
  • 森口 祐一
  • 近藤 美則地域環境保全領域
  • 小林 伸治
  • 内山 政弘
  • 西川 雅高
  • 田村 憲治
  • 須賀 伸介