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組織紹介-社会システム領域

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領域長あいさつ

社会システム領域長 増井 利彦

亀山 康子領域長の写真

 社会システム領域では、我々の生産や消費活動が、気候をはじめ資源や大気など様々な環境とどのように関わり、気候変動や廃棄物、大気汚染などの環境問題をどのように解決することで、我々の豊かさを向上させることができるかを明らかにすることを目標として研究を進めています。環境問題によって被害を受けるのは人間やその他の生き物など様々ですが、今の世代だけでなくこれから生まれる将来の世代も大きな影響を受ける可能性があります。一方で、環境問題の原因を生み出しているのは、現世代やこれまでの人間による活動です。
 これまでは、経済的な豊かさを得るために、環境はタダということで過剰に資源を採取し、汚染物質を排出するなど地球に大きな負荷をかけてきましたが、こうした活動は持続可能ではないことにようやく気付き、様々な場面でこれまでの活動を見直す動きが見られるようになっています。気候変動問題におけるパリ協定の1.5℃目標(産業革命前からの地球の平均気温上昇を1.5℃に抑える)や国連が定めた持続可能開発目標(SDGs)はその例で、企業や自治体も取り組みをはじめるようになりましたが、まだまだ十分ではありません。その一方で、発展途上国など経済的な豊かさがまだまだ必要という地域も存在し、配慮が必要となります。
 このように、社会システム領域が扱う研究対象は非常に幅広いですが、共通するのは環境を保全しつつ、社会の持続的な発展や、経済的な豊かさも享受できるような取り組みを明らかにし、どうすればそれらが実現するかを示すことです。自然への畏敬、世代を超えた思考、弱者へのいたわりを忘れずに、研究に取り組んでまいります。

 社会システム領域長 増井 利彦

研究概要

将来世代に健全な環境を残す持続可能な社会の構築に貢献

社会システム領域では、環境問題の根源となる人間の社会経済活動が、環境にとっても人間社会にとっても持続可能なものとなるように、社会システム分野の調査及び研究を行っています。

ミッション:持続可能な社会システムへの転換のための調査研究

具体的には、次のような基盤的調査・研究を行っています。

  • 社会・経済活動とさまざまな分野の環境問題との関わりを統合的に解明する理論と数理モデルや社会調査等の手法の開発
  • 環境と経済の調和した持続可能な社会のビジョンとその実現のためのシナリオ・ロードマップ作成
  • 関係者との協働を交えた具体的な対策・施策の提案等

研究室

研究室

  • 地球持続性統合評価研究室地球規模で生じるさまざまな問題を総合的に扱い、持続可能な地球となるようモデル開発を中心とした研究を実施しています。
  • 脱炭素対策評価研究室気候変動問題に対処するため、脱炭素社会に向けた取り組みを評価するモデル・データベース開発を行っています。
  • システムイノベーション研究室エネルギーと資源が持続的に利用できるよう、飛躍的な効率向上策を含めた研究を行っています。
  • 地域計画研究室都市部と地方部それぞれで、環境と快適な暮らしを両立する生活と地域計画のあり方を研究しています。
  • 経済・政策研究室環境政策の効果の評価のほか、環境価値を評価するための理論研究や経済学手法の開発を行っています。

報道発表等

報道発表

研究成果

最新の研究成果(誌上)

最新の研究成果(口頭)

過去の研究成果

刊行物

環境儀

国立環境研究所ニュース(テーマ別記事)

国立環境研究所研究プロジェクト報告(旧特別研究報告)