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:2017/05/22 08:42:22

江波 進一

ENAMI Shinichi

氏名
江波 進一(えなみ しんいち)
所属/職名
環境計測研究センター(反応化学計測研究室)/主任研究員
研究課題
大気エアロゾル表面、および生体表面で起こる不均一反応機構の研究
学位の種類
工学博士
専門とする学問分野
化学
専門とする環境分野
エアロゾル,界面,生体表面
関心のある研究、実施してみたい研究
大気エアロゾルの光化学的エイジング過程の解明
不均一反応を利用した水の界面におけるイオン濃度分布の解明
生体分子の界面光ラジカル酸化機構の解明
研究概要
大気における諸現象の説明には気相・液相などの均一な反応だけでは不十分であり、気相、液相、そしてその境界相(気液界面)の反応のすべてを考慮しなくてはならない。しかし、従来の室内実験研究は、連続液滴法や濡れ壁反応管法などを用いた取り込み係数の導出などにとどまり、不均一反応機構そのものの理解はほとんど進んでこなかった。これは、空気—大気エアロゾルの気液界面で起こる反応を直接に“その場”測定することができる手法がなかったのが一因である。私は気液界面で瞬時に起こる不均一反応をその場測定できる独自の実験手法を用いて、液相の海塩エアロゾルと気相のオゾンの不均一反応の研究、水滴の表面の酸性度/塩基性度の研究、PM2.5とオゾンが肺の表面で引き起こす不均一反応の研究、気液界面で起こるフェントン反応機構の研究、大気エアロゾルの光化学的エイジング過程の研究などを行ってきた。近年はラジカルが関与する不均一反応の研究を行っており、大気エアロゾル表面や生体表面で起こる不均一反応機構の分子レベルでの解明を目指している。
略歴
2002年3月 京都大学工学部工業化学科卒業
2004年3月 京都大学大学院工学研究科分子工学専攻修士課程修了
2006年7月 京都大学大学院工学研究科分子工学専攻博士後期課程修了
2005年4月—2006年7月 日本学術振興会特別研究員DC2
2006年8月—2009年3月 日本学術振興会特別研究員PD
2009年4月—2011年3月 日本学術振興会海外特別研究員
2006年10月—2011年3月 米国カリフォルニア工科大学博士研究員
2011年4月—2014年3月 科学技術振興機構さきがけ研究員(兼任)
2011年4月—2016年3月 京都大学白眉センター 特定准教授
2011年4月—2016年3月 京都大学生存圏研究所 連携准教授
2016年4月—現在 国立環境研究所 主任研究員 (現職)
所属学会
日本大気化学会,日本化学会,分子科学会,日本分光学会,アメリカ化学会,日本地球惑星科学連合,王立化学会
個別研究課題
研究成果(誌上)
  • all
  • 査読付き 原著論文
研究成果(口頭)
  • all
  • 研究発表
  • 研究講演
委員会活動
  • 2017年度 : 非常勤講師(エネルギー科学特別講義Ⅵ) (九州大学工学部)
  • 2017年度 : 非常勤講師(客員准教授)(界面吸着を介した動的反応機構の解明) (京都大学化学研究所)
  • 2016年度 : 特任准教授 (京都大学大学院地球環境学舎)
  • 2016年度 : 非常勤講師(環境科学) (東京農工大学大学院工学府)
受賞
  • 2016年 : 分子科学会奨励賞 (分子科学会)
  • 2016年 : クリタ水・環境科学研究優秀賞 (公益財団法人クリタ水・環境科学振興財団)
学会活動
  • 2017年度 : 日本大気化学会 : 日本大気化学会運営委員会委員