ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方
2004年6月16日

環境物品等の調達の推進を図るための方針(平成16年度)

 国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(平成12年法律第100号。以下「法」という。)第7条第1項の規定に基づき、平成16年度における環境物品等の調達の推進を図るための方針(以下「調達方針」という。)を定めたので、同条第3項の規定に基づき、公表する。

Ⅰ.特定調達物品等の平成16年度における調達の目標

 平成16年度における個別の特定調達物品等(環境物品等の調達の推進に関する基本方針の変更(平成16年3月16日閣議決定)以下(基本方針)という。)に定める特定調達品目毎に判断の基準を満たすもの。)の調達目標は、以下のとおりとする。

 なお、基本方針に規定された判断の基準は、あくまでも調達の推進に当たっての一つの目安を示すものであり、できる限り環境への負荷の少ない物品等の調達に努めることとする。

1. 紙類

  • 情報用紙(コピー用紙、フォーム用紙、インクジェットカラープリンター用塗工紙、OCR用紙、ジアゾ感光紙)
  • 印刷用紙(カラー用紙を除く)
  • 衛生用紙(トイレットペーパー、ティッシュペーパー)

調達を実施する品目については、調達目標は100%とする。
(分析装置用特殊記録用紙は除く。)

2. 文具類

  • シャープペンシル
  • シャープペンシル替芯
  • ボールペン
  • マーキングペン
  • 鉛筆
  • スタンプ台
  • 朱肉
  • 印章セット
  • 回転ゴム印
  • 定規
  • トレー
  • 消しゴム
  • ステープラー
  • ステープラー針リムーバー
  • 連射式クリップ
  • 事務用修正具(テープ)
  • 事務用修正具(液状)
  • クラフトテープ
  • 粘着テープ(布粘着)
  • ブックスタンド
  • ペンスタンド
  • クリップケース
  • はさみ
  • マグネット(玉)
  • マグネット(バー)
  • テープカッター
  • パンチ(手動)
  • モルトケース(紙めくり用スポンジケース)
  • 紙めくりクリーム
  • 鉛筆削(手動)
  • OAクリーナー(ウエットタイプ)
  • OAクリーナー(液タイプ)
  • レターケース

  • マウスパッド
  • OAフィルター(デスクトップ(CRT・液晶)用)
  • カッターナイフ
  • カッティングマット
  • デスクマット
  • OHPフィルム
  • 絵筆
  • 絵の具
  • 墨汁
  • のり(液状)
  • のり(澱粉のり)
  • のり(固形)
  • のり(テープ)
  • ファイル
  • バインダー
  • アルバム
  • つづりひも
  • カードケース
  • 事務用封筒(紙製)
  • けい紙
  • 起案用紙
  • ノート
  • タックラベル
  • インデックス
  • 付箋紙
  • 黒板拭き
  • ホワイトボード用イレーザー
  • 額縁
  • ごみ箱
  • リサイクルボックス缶・ボトルつぶし機
  • 名札(机上用)
  • 名札(衣服取付型・首下げ型)

調達を実施する品目については、調達目標は100%とする。

3. 機器類

  • いす
  • コートハンガー
  • 傘立て
  • 掲示板
  • 収納用什器(棚以外)
  • 黒板
  • ロ-パ-ティション
  • ホワイトボード

調達を実施する品目については、調達目標は100%とする。

4. OA機器

  • コピー機等(コピー機、複合機、拡張性のあるデジタルコピー機)
    16年度に購入する物品及び16年度より新たにリース契約を行うものの調達目標は90%とし、全体としての調達目標は90%とする。
  • 電子計算機
    16年度に購入する物品及び16年度より新たにリース契約を行うものの調達目標は100%とし、全体としての調達目標は100%とする。
  • プリンタ
    16年度に購入する物品及び16年度より新たにリース契約を行うものの調達目標は100%とし、全体としての調達目標は100%とする。
  • プリンタ・ファクシミリ兼用機
    16年度に購入する物品及び16年度より新たにリース契約を行うものの調達目標は100%とし、全体としての調達目標は100%とする。
  • ファクシミリ
    16年度に購入する物品及び16年度より新たにリース契約を行うものの調達目標は100%とし、全体としての調達目標は94%とする。
  • スキャナ
    調達を実施する品目については、調達目標は100%とする。
  • 磁気ディスク装置
    調達を実施する品目については、調達目標は100%とする。
  • ディスプレイ
    16年度に購入する物品及び16年度より新たにリース契約を行うものの調達目標は100%とし、全体としての調達目標は100%とする。
  • シュレッダー
    調達を実施する場合には、調達目標は100%とする。
  • デジタル印刷機
    16年度に購入する物品及び16年度より新たにリース契約を行うものの調達目標は100%とし、全体としての調達目標は100%とする。

5. 家電製品

  • 電気冷蔵庫等(電気冷蔵庫、電気冷凍庫、電気冷凍冷蔵庫、ノンフロン冷蔵庫)
  • テレビジョン受信機
  • ビデオテープレコーダー
  • 電気便座

調達を実施する品目については、調達目標は100%とする。

6. エアコンディショナー等

  • エアコンディショナー
  • ガス温水機器
  • ガスヒートポンプ式冷暖房機
  • 石油温水機器
  • ストーブ
  • ガス調理機器
  • 電気給湯器

調達を実施する品目については、調達目標は100%とする。

7. 照明

  • 蛍光灯照明器具
  • 蛍光管

調達を実施する品目については、調達目標は100%とする。

8. 自動車

8-(1)自動車

  1. 一般所用車
    ハイブリッド自動車、排出ガス50%低減かつ省エネ法基準達成自動車、電気自動車、天然ガス自動車、メタノール自動車、燃料電池自動車の調達予定はない。
  2. 一般所用車以外の自動車
    調達の予定はない。

8-(2)ITS対応車載器

  1. ETC対応車載器/調達の予定はない。
  2. VICS対応車載器/調達の予定はない。

9. 制服・作業服

調達を実施する場合は、調達目標は100%とする。
なお、再生ポリエステルが50%以上使用されている製品を選択する。

10. インテリア・寝装寝具

  • カーテン
  • 布団
  • カーペット(織じゅうたん、ニードルパンチカーペット)
  • ベット
  • 毛布等
  • ベットフレーム
  • 毛布
  • マットレス

調達を実施する品目については、調達目標は100%とする。
なお、再生ポリエステルができる限り多く使用されている製品を選択する。

11. 作業用手袋

調達を実施する場合は、調達目標は100%とする。
(研究実験等に使用する特殊手袋については除く。)

12. その他繊維製品

  • テント・シート類(集会用テント、ブルーシート)
  • 防球ネット

調達を実施する品目については、調達目標は100%とする。
なお、再生ポリエステルができる限り多く使用されている製品を選択する。

13. 設備

  • 太陽光発電システム/調達の予定はない。
  • 太陽熱利用システム/調達の予定はない。
  • 燃料電池/調達の予定はない。
  • 生ゴミ処理機/調達の予定はない。

14. 公共工事

公共工事の中で、基本方針に位置付けられた資材・建設機械を使用する場合は、原則として、基本方針に定める判断の基準を満足するものを使用するものとする。
なお、目標の立て方については、今後、実績の把握を進める中で検討するものとする。

15. 役務

  • 省エネルギー診断/調達の予定はない。
  • 印刷/調達目標は100%とする。
  • 食堂/調達の予定はない。
  • 自動車専用タイヤ更正/調達の予定はない。
  • 自動車整備/できる限り環境への負荷の少ない製品の調達に努める。

Ⅱ.特定調達物品等以外の平成16年度に調達を推進する環境物品等及びその調達の目標

  1. 腕章、帽子を調達する場合、ポリエステル繊維を使用した製品については、再生PET樹脂から得られるポリエステルが製品全体重量比で50%以上使用されているものを100%調達する。
  2. トナーカートリッジを調達する場合は、再生トナーカートリッジ(新品でないカートリッジ)を30%以上調達する。
  3. 下敷を調達する場合には、文具類共通の判断の基準を満たすものを100%調達する。
  4. ラベルライターを調達する場合は、再生プラスチックが製品のプラスチック重量の50%以上使用されているものを100%調達する。

Ⅲ.その他環境物品等の調達の推進に関する事項

  1. 研究所内にグリーン調達のための連絡会議を設ける。体制概要は別紙1のとおり。

  1. 本調達方針は全ての部署を対象とする。
  2. 調達の実績は、各品目毎に取りまとめ、公表する。
  3. 機器類等については、できる限り修理等を行い、長期間の使用に努める。
  4. 調達する品目に応じて、エコマーク等の既存の情報を活用することにより、基本方針に定める判断基準を満たすことにとどまらず、できる限り環境負荷の少ない物品の調達に努める。
  5. 物品等を納入する事業者、役務の提供事業者、公共工事の請負事業者等に対して、事業者自身が本調達方針に準じたグリーン購入を推進するよう働きかけるとともに、物品の納入に際しては、原則として本調達方針で定められた自動車を利用するよう働きかける。
  6. 事業者の選定に当たっては、その規模に応じてISO14001又は環境活動評価プログラム等により環境管理を行っている者、又は環境報告書を作成している者を優先して考慮するものとする。
  7. 調達を行う地域の地方公共団体の環境政策及び調達方針と連携を図りつつグリーン購入を推進する。
  8. 本調達方針に基づく調達担当窓口は総務部会計課とする。