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2019年2月28日

新刊紹介

国立環境研究所プロジェクト報告 第133号
「未規制燃焼由来粒子状物質の動態解明と毒性評価 平成27~29年度」

SR133号表紙

 本報告書は、野焼き由来の微小粒子状物質(PM2.5)の動態を解明し、その毒性を評価するために実施した研究について取りまとめたものです。本研究により、大気中の粒子濃度に対して野焼きの寄与が無視できないことや、麦や稲の燃焼で生成する微小粒子状物質は、その毒性が大気中の微小粒子状物質と同程度もしくはそれ以上であることが示唆されました。また、野焼き発生件数の推定やシミュレーションによる影響評価も行えるようになりました。

災害廃棄物に関する研修ガイドブック3

災害廃棄物に関する研修ガイドブック3表紙

 国立環境研究所災害環境マネジメント戦略推進オフィスでは、災害廃棄物分野の人材育成に取り組もうとする自治体を支援するため、「災害廃棄物に関する研修ガイドブック」シリーズを作成・公開しています。この度、新たに「対応型図上演習編」を公開しました。
 対応型図上演習とは、模擬的な災害状況に身を置き、その中で発生する様々な課題に机上で対応していくタイプの図上演習です。特に災害のイメージを醸成するうえで有効な手法と考えられており、都道府県を中心に、全国の廃棄物担当部局での実施例が増えています。ガイドブックでは、災害廃棄物対策として対応型図上演習を実施する意義、効果的に設計・実施するための手順や留意点等について、イラスト入りで分かりやすく解説しています。広くご活用いただけると幸いです。

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