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2015年12月28日

新刊紹介

環境儀No.59「未来に続く健康をまもるために~環境化学物質の継世代影響とエピジェネティクス~」

No.59表紙
研究者:野原 恵子、鈴木 武博、岡村 和幸

 私たちが生活する環境中には、さまざまな化学物質が存在しています。その中には、微量であっても日常的に摂取することによって健康に悪影響を及ぼすものがあります。妊娠中に摂取した化学物質の影響が、生まれた子、さらに孫以降の世代にまで受け継がれる経世代影響の可能性があり、「エピジェネティクス」という、DNA の塩基配列を変化させることなく遺伝子の機能を変化させる作用が要因の一つと考えられています。
 本号では、化学物質の継世代影響のメカニズムを探る研究を紹介します。また、このメカニズムを解くカギとして注目している「エピジェネティクス」についても解説しています。

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