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表彰

受賞者氏名:松橋 啓介・森口 祐一
受賞年月日:平成17年11月4日
賞の名称:環境システム優秀論文賞(土木学会環境システム委員会)
受賞対象:環境システム研究論文集vol.32掲載の「市区町村の運輸部門CO2排出量の推計手法に関する比較研究」
受賞者からひとこと:
 土木学会環境システム委員会の環境システム研究論文集vol.32に登載された論文の中から,環境システムに関して独創的な業績を挙げ,環境システムにおける学術・技術の進歩,発展に顕著な貢献をなしたものとして選ばれ,表彰されました。本研究は,地球環境研究総合推進費(2002~2004年度)『市町村における温室効果ガス排出量推計および温暖化防止政策立案手法に関する研究「(2)市町村における運輸部門温室効果ガス排出量推計手法の開発および要因分析」』の成果の一部をまとめたもので,工藤祐揮氏・上岡直見氏との共著です。全国の市区町村別に自動車からのCO2排出量を明らかにするとともに,起終点調査データを用いた登録地集計および目的地集計,道路交通センサス区間の断面交通量データを用いた通過地集計,燃料販売等データを用いた給油地集計の結果を比較し,地域特性や利用目的に応じた推計手法の利用が重要であることを指摘しました。この成果が,市区町村における運輸部門温暖化対策の立案に資することを期待しています。(松橋)

受賞者氏名:岩崎 一弘
受賞年月日:平成17年11月15日
賞の名称:第13回論文賞(社団法人日本生物工学会)
受賞対象:日本生物工学会英文誌「Journal of Bioscience and Bioengineering」掲載の「Analysis of gene expression in yeast protoplasts using DNA microarrays and their application for efficient production of invertase and a glucosidase」
受賞者からひとこと:
 受賞の対象となった論文は米良信昭・青柳秀紀・田中秀夫(筑波大学),中園聡(電力中央研究所),齋木博(東京工科大学)の各氏との共著です。私が環境中からの特定微生物由来のDNA,RNAの検出・定量法を開発していた関係で共同研究をさせていただきました。国環研の遺伝子工学実験棟においてバイオテクノロジーに関連する最新の測定機器が共通利用できるよう管理運営されていることが,このような共同研究につながった一因だと感じています。今後も研究を発展させ,環境バイオ研究の拠点と成るようがんばりたいと思います。