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表彰

受賞者氏名:岩崎一弘,矢木修身(東京大学),栗栖 太(東京大学)
受賞年月日:平成14年11月8日
賞の名称:武田計測先端知財団「2002年武田研究奨励賞(優秀研究賞)」
受賞対象:揮発性有機塩素化合物汚染土壌・地下水のメタン酸化細菌によるバイオオーグメンテーション
受賞者からひとこと:
 武田計測先端知財団が開催した武田研究奨励賞サイバーワークショップ「生物機能を利用した環境浄化」セッションにおいて提案した課題に優秀研究賞をいただきました。本提案は,トリクロロエチレン等の揮発性有機塩素化合物で汚染した土壌・地下水を浄化するために有害物質を分解可能な微生物(メタン酸化細菌)を積極的に利用する手法の開発に関するものです。環境中での分解菌数及びその分解活性をコントロールする技術,分解菌の生残増殖性及び微生物生態系への影響の解析等,微生物を活用した環境浄化を実用化するに当たってブレークスルーすべき問題点を解決していきたいと考えています。バイオレメディエーションが注目され始めてしばらく経過していますが,比較的安価でクリーンな技術として,今回の受賞のように現在でも国内外で注目を集めています。これからの環境浄化においてこうした微生物の適用は少なくとも一つの選択肢になり得ると信じています。現状ではこれらの研究は経常研究として実施していますが,今後プロジェクト等に発展できるよう研究を進めていきたいと考えています。

(岩崎)

人事異動

(平成15年6月30日付)
浜田 康敬 辞職 理事
(平成15年7月1日付)
飯島 孝 任命 理事(環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長)
竹内 恒夫 転任 総務部長(環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課長)
小沢 典夫 出向 総務部長(環境省大臣官房審議官)