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国立環境研究所年報 平成7年度(A-21-’96)(平成8年8月発行)

 当所の平成7年度の活動状況を総合的に紹介したものである。昨年度まで「国立環境研究所特別研究年報」及び「国立環境研究所地球環境研究年報」に記載していた内容も合わせて整理統合したもので,文字通り国立環境研究所の活動状況を網羅したものとなっている。プロジェクト研究を担当する総合研究部門と基礎研究を行う基盤研究部門における研究活動及び成果の発表状況,環境情報センター,地球環境研究センター及び環境研修センターの3つのセンターの業務,研究施設の利用状況等をまとめている。研究活動に関しては,経常研究:155課題,地球環境研究総合推進費による研究:10課題,特別研究:9課題,開発途上国環境技術共同研究:4課題,衛星観測プロジェクト及び地球環境モニタリング,国立機関公害等試験研究:3課題(以上環境庁予算),国立機関原子力試験研究費による研究:4課題,科学技術振興調整費による研究:26課題(以上科学技術庁予算),地方公害研究機関との共同研究:29課題の成果が記載されている。また,成果の発表状況については,研究所出版物,学協会誌等への誌上発表及び学会等での口頭発表の一覧が記載されている。

(編集委員会委員長 中杉修身)

NIES Annual Report 1995(AE-2-’96)(平成8年10月発行)

 本レポートは,昨年創刊された英文年報の第2号である。平成7年度(1995年度)の当所の活動状況を,諸外国の環境研究や研究管理に携わる方々に分かりやすく解説することを念頭において編集したものである。単に「国立環境研究所年報」の英語版ではないという点において,創刊号の編集方針を引き継いでいる。このため,図表やカラー写真を多用し,内容的にも研究課題の羅列に終わらないように務めた。総合研究部門,基礎研究部門の平成7年度のトピックスを中心に,研究内容がまとめられている。また,総務部,環境情報センター,地球環境研究センター,環境研修センターについては,業務を中心にまとめられている。その他,主要なプロジェクト研究課題一覧や,国際共同研究,外国人研究者の受入状況などの国際協力活動一覧,英文で出版された論文や書籍の一覧等が,職員名簿,大型施設紹介等とともに掲載されている。これらの情報が,本所の国際的な共同研究の一層の推進に寄与するとともに,今後の環境研究の国際的な方向付けにおいて,外国の研究者や研究管理者にとって大いに役に立つことを願うものである。

(編集委員会英文年報編集主査 笹野泰弘)