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2020年3月27日

過去の環境儀から

これまでの環境儀から、「環境カフェ」のテーマに取り上げた自然共生や生物多様性に関するものを紹介します。

No.75 「GMO(遺伝子組換え生物)アンダーザブリッジ ─除草剤耐性ナタネの生物多様性影響調査」

No.75表紙

道路沿いや河川敷に見られる黄色い菜の花。港の近くでは、その菜の花の中に、輸入された遺伝子組換え除草剤耐性セイヨウナタネが混じっている場合があります。本号では、除草剤耐性ナタネが日本の生物多様性に影響を及ぼすおそれがないことを確認するための調査研究について紹介します。

No.53 「サンゴ礁の過去・現在・未来 ─環境変化との関わりから保全へ」

No.53表紙

近年、気候変動や赤土の流出など陸域からの負荷によって、世界中のサンゴ礁が急激に衰退しています。国立環境研究所では、モニタリングやデータベースの作成を通じて、環境変化がサンゴ礁に与える影響を明らかにし、サンゴ礁の将来予測や保全策の立案を行う研究に取り組んでいます。本号では、過去から未来にかけてのサンゴ礁の変化と、それに基づく保全策について、最新の研究成果を交えながら紹介しています。

No.45 「干潟の生き物のはたらきを探る ─浅海域の環境変動が生物に及ぼす影響」

No.45表紙

干潟は、陸域から流れてきた有機物や栄養塩が集まる場所で、さまざまな底生生物が暮らしています。そのため、干潟は魚や鳥の餌場として、微生物による有機物分解や水質浄化の場としても非常に重要です。本号では、沿岸域の干潟の特徴とそこに生きる生き物の暮らしぶりや生態系内での物質の流れについて紹介しています。また、東日本大震災によって、仙台湾の干潟の生物が受けた影響についても紹介しています。

No.37 「科学の目で見る生物多様性 ─空の目とミクロの目」

No.37表紙

地球上では、多くの生き物や生態系が存続の危機に瀕しています。今、何を守る努力が必要か、具体的にどうしたら守れるのかを、データにもとづいて示すことが重要です。本号では、ミクロの目で迫る藻類の多様性の世界や、空からの撮影というマクロの目で迫る湿地生態系の空間的な構造の把握などの研究成果を紹介しています。