ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方
2019年4月25日

国立環境研究所における「海洋環境調査、生態毒性試験、藻類の多様性に関する研究」のあゆみ

国立環境研究所では、海洋環境調査・モニタリングに基づく研究、生態毒性標準拠点における生態毒性試験法の開発、普及活動と関連業務・研究、そして微生物系統保存施設における保存提供事業や関連研究開発、藻類の多様性研究を行っています。ここでは、これらに密接に関係する研究課題について、そのあゆみを紹介します。

年度 課題名
1999 ~ 2001 東シナ海における長江経由の汚染・汚濁物質の動態と生態系影響評価に関する研究*1
2002 ~ 2004 陸域由来の環境負荷変動に対する東シナ海の物質循環の応答に関する研究*1
2004 ~ 2006 大型船舶のバラスト水・船体付着により越境移動する海洋生物がもたらす生態系攪乱の動態把握とリスク管理に関する研究*1
2005 ~ 2007 地衣類の遺伝的多様性を活用した大気汚染診断*2
2007 ~ 2009 大型船舶のバラスト水・船体付着で越境移動する海洋生物の動態把握と定着の早期検出*1
2011 ~ 2015 Digital DNA chipによる生物多様性評価と環境予測法の開発*3
2012 ~ 2021 藻類リソースの収集・保存・提供*4
2014 ~ 2018 海洋生態系観測と変動予測手法の開発*5
2016 ~ 2018 温暖化に対して脆弱な日本海の循環システム変化がもたらす海洋環境への影響の検出*1
2016 ~ 2018 閉鎖性海域における気候変動による影響把握等検討業務*6
2018 ~ 2020 海産・汽水生物を用いた慢性毒性短期試験法の開発*1

*1 環境省 地球環境研究総合推進費
*2 環境省 地球環境等保全試験研究費(公害)
*3 科学技術振興機構 CREST
*4 AMED ナショナルバイオリソースプロジェクト
*5 内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム
*6 環境省 委託請負業務

本号で紹介した研究は、以下の機関、スタッフにより実施されました(所属は当時、敬称略、順不同)。

研究担当者

  • 国立環境研究所
    河地正伸、越川海、山本裕史、東博紀、吉田勝彦、山口晴代、山岸隆博、淵田茂司、大田修平、鈴木健大、坪井隼、古市尚基、山野博哉
  • 海洋研究開発機構
    山本啓之、三輪哲也、古島靖夫

関連新着情報